現地9月8日、米誌『Sports Illustrated』は「アスレティックスの新星スラッガー、次なるアーロン・ジャッジとなるか?」と題した記事を掲載。アスレティックスの一塁手ニック・カーツが「歴代最高レベルのルーキーイヤーを送っている」と報じた。
今季メジャーデビューを果たした22歳のカーツは、ここまで101試合に出場し、打率.300、29本塁打、73打点、OPS1.015(出塁率.396、長打率.619)をマーク。同誌は、プロ1年目でfWAR(勝利貢献度)4.3を積み上げ、「すでにリーグ全体のトップ20に入っている」と高く評価した。
同誌は、メジャーのスーパースターとも比較。「ジャッジは今季134試合に出場し、WAR7.9でMLB全体のトップに立っている。カーツは現在のペースを維持しても(今季)この数字に届くことはないが、(来年以降)フルシーズンを戦えばリーグ全体でもトップ10、あるいはトップ5に入る打者になる可能性が高い」と期待を寄せた。
また「OPS(打者を評価する指標)」でも、「OPS1.000超えをマークしているのはカーツ(1.032)、ヤンキースのジャッジ(1.103)、そしてロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平(1.001)の3人だけだ」と比較。さらにこう驚きを示した。
「ジャッジと大谷は毎シーズンMVP候補の最有力と目されており、その中にアスレティックスの新人が名を連ねているのは本当に驚きだ。今季(両リーグトップ)53本塁打を放っているカル・ローリー(シアトル・マリナーズ)すら、その域には達していない」
同誌は左打者カーツの打撃傾向にも注目。「左腕投手に対しては今季打率.186、出塁率.258と苦戦しているが、右腕相手なら打率.352、出塁率.455と圧倒的でリーグ随一の打者といえる」と指摘。そのうえで次のように締めくくった。
「これはカーツにとって成長の過程で乗り越えるべき課題だ。ジャッジと同レベルの選手として認められるだけの実力は確かに備わっているが、まだその域には達していない」
アスレティックスのカーツは現時点で「次のジャッジ」と断言するには時期尚早であるものの、同誌の指摘通り「左腕投手への対応力」を磨けば、その名にふさわしい存在になれるかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】「次のジャッジ」ア軍カーツが放った136メートル“特大29号アーチ”!
今季メジャーデビューを果たした22歳のカーツは、ここまで101試合に出場し、打率.300、29本塁打、73打点、OPS1.015(出塁率.396、長打率.619)をマーク。同誌は、プロ1年目でfWAR(勝利貢献度)4.3を積み上げ、「すでにリーグ全体のトップ20に入っている」と高く評価した。
同誌は、メジャーのスーパースターとも比較。「ジャッジは今季134試合に出場し、WAR7.9でMLB全体のトップに立っている。カーツは現在のペースを維持しても(今季)この数字に届くことはないが、(来年以降)フルシーズンを戦えばリーグ全体でもトップ10、あるいはトップ5に入る打者になる可能性が高い」と期待を寄せた。
また「OPS(打者を評価する指標)」でも、「OPS1.000超えをマークしているのはカーツ(1.032)、ヤンキースのジャッジ(1.103)、そしてロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平(1.001)の3人だけだ」と比較。さらにこう驚きを示した。
「ジャッジと大谷は毎シーズンMVP候補の最有力と目されており、その中にアスレティックスの新人が名を連ねているのは本当に驚きだ。今季(両リーグトップ)53本塁打を放っているカル・ローリー(シアトル・マリナーズ)すら、その域には達していない」
同誌は左打者カーツの打撃傾向にも注目。「左腕投手に対しては今季打率.186、出塁率.258と苦戦しているが、右腕相手なら打率.352、出塁率.455と圧倒的でリーグ随一の打者といえる」と指摘。そのうえで次のように締めくくった。
「これはカーツにとって成長の過程で乗り越えるべき課題だ。ジャッジと同レベルの選手として認められるだけの実力は確かに備わっているが、まだその域には達していない」
アスレティックスのカーツは現時点で「次のジャッジ」と断言するには時期尚早であるものの、同誌の指摘通り「左腕投手への対応力」を磨けば、その名にふさわしい存在になれるかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
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