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大谷翔平は類を見ない史上最高の二刀流――。米データ分析が異次元成績に脱帽「ベーブ・ルース以来なんて言うのは止めよう」

THE DIGEST編集部

2025.09.26

今季53本塁打を放ちながら、投手としても高水準の投球を見せる大谷。(C)Getty Images

今季53本塁打を放ちながら、投手としても高水準の投球を見せる大谷。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は現地9月23日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に先発登板。チームは4対5で敗れたものの、移籍後最長の6イニングを投げて無失点、5被安打、無四死球、8奪三振の好投を披露した。

 米データ分析サイト『Codify Baseball』は大谷の投球成績に注目。「2021年以降で、ショウヘイ・オオタニよりも多くのイニングを投げ、かつ低い防御率を記録したMLB投手はいない。しかもその間に231本塁打も打っている」と、最強二刀流プレーヤーのスタッツに驚嘆した。

 大谷は2021~23年、25年シーズンに計475回1/3を投げて防御率2.84と優秀な数字をマークしており、そのうち今季は47回で防御率2.87。投球制限はありつつも、手術前とほぼ同水準のピッチングを続けている。
 
 また、同サイトは今シーズンから本格復帰した大谷の代名詞“二刀流”についても言及した。「ショウヘイ・オオタニは過去5年間で231本塁打を放ち、その間に計604個の三振を奪っている。ベーブ・ルース(ニューヨーク・ヤンキースほか)は30本塁打以上を打ったシーズンでも、一度も3個以上の三振を奪っていない。本当だ」と断言。日本のスーパースターの異次元ぶりを強調した。「『ベーブ・ルース以来』なんて言うのは止めよう。ショウヘイは唯一無二の存在だ」と改めて称賛を送った。

 昨季は前人未到の「50本塁打&50盗塁」を達成し、2年連続3回目の満票MVPを受賞。今季もリーグ本塁打王を争う53本を放ちつつ、高水準のピッチングでチームに貢献している。時代の違いはあれど、大谷の二刀流としての完成度はMLBの長い歴史を振り返っても類を見ない。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】Dバックス戦に先発し、6回を無失点に抑えた大谷
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