現地10月1日、ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸はワイルドカード・シリーズ(WCS)突破をかけたシンシナティ・レッズとの第2戦に先発登板し、7回途中2失点で降板。自己最多となる113球の力投でチームの地区シリーズ進出に貢献し、勝利投手となった。
初回、山本はレッズ先頭のT.J.フリードルを左飛に打ち取ったものの、左翼手エンリケ・ヘルナンデス(キケ)の好捕に助けられる。2番スペンサー・スティアには死球を与え、続くギャビン・ラックスは二ゴロに仕留めたものの併殺は取れず、2死一塁。この場面で続く4番のオースティン・ヘイズを右飛に打ち取ったはずが、右翼手テオスカー・ヘルナンデスの失策でピンチが広がってしまう。
そして2死二、三塁の場面、山本はサル・スチュワートに対し、カウント2-2から投じた148キロのスプリットを捉えられ、右前へ運ばれて2点を先制された。
しかし、これ以降、山本は立ち直りをみせた。2回はタイラー・スティーブンソンを約155キロの直球で空振り三振に斬ると、ケブライアン・ヘイズを三ゴロ、続くマシュー・マクレーンも153キロのツーシームで空振り三振。3回から5回も156キロ前後の直球やシンカーを駆使して三者凡退に抑え、安定感ある投球を続けた。
4回裏にはキケとミゲル・ロハスの適時打で味方打線が逆転に成功したが、1点リードで迎えた6回は、先頭のフリードルに右前安打を許すと、続くスティアとラックスにも連打を浴び、無死満塁のピンチとなった。しかし、4番ヘイズを打ち取ったあと、スチュワートとエリー・デラクルーズをいずれも空振り三振に斬って取り、窮地を脱した山本は雄叫びを上げた。
6回裏の1死一、三塁で第4打席に立った指名打者・大谷翔平が右前適時打で追加点を挙げると、続くムーキー・ベッツとテオスカー・ヘルナンデスも適時打でさらに4点を追加。5点リードの7回はスティーブンソンを遊ゴロ、代打ウィル・ベンソンに四球を与え、2死からフリードルに再び四球を与えたところで、ブレイク・トライネン投手にマウンドを託した。ドジャー・スタジアムのLAファンからはスタンディングオベーションが送られた。
この日、山本は6回2/3をメジャーで自己最多となる113球を投げ、4安打9三振、2四球1死球、2失点(自責0)の好成績を残した。
山本の好投に日本人ファンも歓喜。ネット上には「真の大エース」「ベンチ戻るときの圧倒的なドヤ感」「終盤のピンチにギアを上げれるところがエース」「メンタルお化けすぎる」「大ピンチを無失点で切り抜けるとは」「底が知れん」「ドジャースの星だ!」「鳥肌たったわ、素晴らしい由伸」などと、さまざまな称賛コメントが寄せられた。
なお、試合はドジャースが8対4で勝利を収め、同カード2連勝。現地4日(日本時間5日)から始まる地区シリーズ進出を決めた。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】山本由伸、7回途中2失点自己最多113球の力投を披露!
初回、山本はレッズ先頭のT.J.フリードルを左飛に打ち取ったものの、左翼手エンリケ・ヘルナンデス(キケ)の好捕に助けられる。2番スペンサー・スティアには死球を与え、続くギャビン・ラックスは二ゴロに仕留めたものの併殺は取れず、2死一塁。この場面で続く4番のオースティン・ヘイズを右飛に打ち取ったはずが、右翼手テオスカー・ヘルナンデスの失策でピンチが広がってしまう。
そして2死二、三塁の場面、山本はサル・スチュワートに対し、カウント2-2から投じた148キロのスプリットを捉えられ、右前へ運ばれて2点を先制された。
しかし、これ以降、山本は立ち直りをみせた。2回はタイラー・スティーブンソンを約155キロの直球で空振り三振に斬ると、ケブライアン・ヘイズを三ゴロ、続くマシュー・マクレーンも153キロのツーシームで空振り三振。3回から5回も156キロ前後の直球やシンカーを駆使して三者凡退に抑え、安定感ある投球を続けた。
4回裏にはキケとミゲル・ロハスの適時打で味方打線が逆転に成功したが、1点リードで迎えた6回は、先頭のフリードルに右前安打を許すと、続くスティアとラックスにも連打を浴び、無死満塁のピンチとなった。しかし、4番ヘイズを打ち取ったあと、スチュワートとエリー・デラクルーズをいずれも空振り三振に斬って取り、窮地を脱した山本は雄叫びを上げた。
6回裏の1死一、三塁で第4打席に立った指名打者・大谷翔平が右前適時打で追加点を挙げると、続くムーキー・ベッツとテオスカー・ヘルナンデスも適時打でさらに4点を追加。5点リードの7回はスティーブンソンを遊ゴロ、代打ウィル・ベンソンに四球を与え、2死からフリードルに再び四球を与えたところで、ブレイク・トライネン投手にマウンドを託した。ドジャー・スタジアムのLAファンからはスタンディングオベーションが送られた。
この日、山本は6回2/3をメジャーで自己最多となる113球を投げ、4安打9三振、2四球1死球、2失点(自責0)の好成績を残した。
山本の好投に日本人ファンも歓喜。ネット上には「真の大エース」「ベンチ戻るときの圧倒的なドヤ感」「終盤のピンチにギアを上げれるところがエース」「メンタルお化けすぎる」「大ピンチを無失点で切り抜けるとは」「底が知れん」「ドジャースの星だ!」「鳥肌たったわ、素晴らしい由伸」などと、さまざまな称賛コメントが寄せられた。
なお、試合はドジャースが8対4で勝利を収め、同カード2連勝。現地4日(日本時間5日)から始まる地区シリーズ進出を決めた。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】山本由伸、7回途中2失点自己最多113球の力投を披露!
関連記事
- ドジャース、2連勝で地区シリーズ進出決定! 山本由伸が6回8K2失点の好投、最後は佐々木朗希が三者凡退で締める 大谷翔平は4打数1安打1打点で勝利に貢献
- 山本由伸が7回途中9K2失点、113球の熱投! 6回無死満塁の大ピンチを無失点斬りにMLB公式は賛辞「ヨシノブにとって何も問題なかった」
- 【画像】大谷真美子さんら世界の美女がずらり! 常勝軍団ドジャースの名手たちを支える“ゴージャスでセレブな妻&パートナー”を一挙紹介!
- 【画像】大谷翔平の妻、田中真美子が輝いた“現役バスケ選手時代”を厳選フォトで一挙紹介! 貴重なショートカット時代も
- 【画像】鋭い眼差しや弾ける笑顔…!大谷翔平がダッグアウトで見せる様々な表情を厳選!




