現地10月14日、ロサンゼルス・ドジャースは敵地でミルウォーキー・ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第２戦に臨み、先発の山本由伸が初回先頭打者に初球を右翼席に運ばれる先制ソロホームランを浴びた。

　いきなりの被弾だ。山本は１番のジャクソン・チョーリオに真ん中やや低めの96.9マイル（約155.9キロ）の直球を投じると、右中間席へ完璧に弾き返された。ブルワーズファンで埋まるアメリカン・フィールド・ファミリーは大歓声。先制パンチに山本はマウンドで呆然とした表情だった。
  　山本は今シーズン同球場でのブルワーズ戦に先発。４安打２四球５失点を喫し、自己最短2/3回でKOされていた。第１戦を落としたブルワーズが背番号18に序盤から襲いかかっている。

　だがドジャースは２回表にテオスカー・ヘルナンデスの右越えソロが飛び出し同点に追いつくと、下位打線の連打からアンディ・パヘスの適時打で勝ち越しに成功。２対１とリードしている。

構成●THE DIGEST編集部

【記事】「見ていて清々しい」ブルワーズ記者、大谷翔平の“所作”に感銘「嫌いになるのは難しい」米ファンも共感「みんな見習うべき」

【動画】山本由伸いきなり初球被弾…ブルワーズが先制