北海道日本ハム、巨人、中日でプレーして今季限りでの現役引退を表明した中田翔が、10月19日にTBS系列で放送された「サンデーモーニング」に出演。ナ・リーグ優勝決定シリーズ（NLCS）第４戦で投打にわたる大活躍でシリーズMVPを獲得した大谷翔平（ロサンゼルス・ドジャース）について語った。

　１番・投手兼DHの二刀流で出場した大谷。投げては６回0/3を２安打10奪三振無失点、打っては３打数３本塁打３打点と超人的なパフォーマンスを披露した。そんな“後輩”について中田は「凄いです。レベルが違うと言いますか。１試合３本は、日本でもたまにありますが、投げてしっかり抑えて、３本は考えられないですね」と脱帽する。

　日本ハム時代では、大谷とチームメイトだった。「（当時は）人懐っこくてよい性格ですし、裏でしっかりと努力していました。相手チームは本当に翔平を警戒していました。年下ですけど、リスペクトを持って常に接していました。バッティングは、（大谷が日本でプレーした）最後の方はレベルが違ったので、僕もいい目標にさせてもらっていました」と懐かしそうに振り返る。
  　そして、現在の打撃についてはリーチの長さに注目。「他の選手よりも手も長いですし、それをしっかり使いこなせているのも、ひとつの要因だと思います。手が長いのにインサイドもしっかり肘を畳んで、ボディターンで打てるのも強みだと思います」と分析。自身の強みをしっかり発揮してメジャーの大舞台で活躍している姿を喜んだ。

　打点王に三度輝き、2013年と17年のWBC日本代表だった強打者から見ても、大谷のパフォーマンスは異次元だったようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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