現地10月20日、シアトル・マリナーズは球団史上初のリーグ優勝、そしてワールドシリーズ進出を懸け、敵地でトロント・ブルージェイズとのアメリカン・リーグ優勝決定シリーズ(ALCS)第7戦に臨んだ。
マリナーズのカル・ローリーは「2番・捕手」として先発出場。2対1とリードして迎えた5回、ローリーは先頭打者として打席に立つ。ブルージェイズ2番手、ルイ・バーランドに対しカウント0―1からの2球目、93.8マイル(約151キロ)のチェンジアップを右翼スタンドへ運び、ポストシーズン5号目となるソロ本塁打を放った。
ローリーの一発で3対1とリードを広げたマリナーズ。球団OBであるイチロー氏の殿堂入り、そしてローリーのア・リーグ本塁打王(60本)と今季は明るい話題を携え、初の栄冠へ向けて球団とファンは高まる期待に包まれた。
しかし、試合はその後一転。2点ビハインドのブルージェイズが7回、ジョージ・スプリンガーの値千金となる3ラン本塁打を放ち逆転に成功。終盤で痛恨の一発を浴びたマリナーズベンチは意気消沈した。
打線はそのあと反撃の糸口をつかめず、9回は相手守護神ジェフ・ホフマンの前に三者連続空振り三振を喫し、試合終了となった。
マリナーズは敵地で2連勝と好スタートを切ったものの、ホームに戻り2連敗。第5戦で勝利し3勝2敗と王手をかけ、再び敵地に乗り込んだ。しかし、そこから2連敗を喫し、ワールドシリーズ進出は目前で潰えた。
球団設立以来の悲願達成を目指したシーズンだったが、あと一歩のところで大舞台に手が届かなかったマリナーズ。メジャー30球団で唯一ワールドシリーズに進出したことがなく、リーグ制覇の高き壁にまたも跳ね返され涙を流した。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】ローリーが放つ、ポストシーズン第5号本塁打
マリナーズのカル・ローリーは「2番・捕手」として先発出場。2対1とリードして迎えた5回、ローリーは先頭打者として打席に立つ。ブルージェイズ2番手、ルイ・バーランドに対しカウント0―1からの2球目、93.8マイル(約151キロ)のチェンジアップを右翼スタンドへ運び、ポストシーズン5号目となるソロ本塁打を放った。
ローリーの一発で3対1とリードを広げたマリナーズ。球団OBであるイチロー氏の殿堂入り、そしてローリーのア・リーグ本塁打王(60本)と今季は明るい話題を携え、初の栄冠へ向けて球団とファンは高まる期待に包まれた。
しかし、試合はその後一転。2点ビハインドのブルージェイズが7回、ジョージ・スプリンガーの値千金となる3ラン本塁打を放ち逆転に成功。終盤で痛恨の一発を浴びたマリナーズベンチは意気消沈した。
打線はそのあと反撃の糸口をつかめず、9回は相手守護神ジェフ・ホフマンの前に三者連続空振り三振を喫し、試合終了となった。
マリナーズは敵地で2連勝と好スタートを切ったものの、ホームに戻り2連敗。第5戦で勝利し3勝2敗と王手をかけ、再び敵地に乗り込んだ。しかし、そこから2連敗を喫し、ワールドシリーズ進出は目前で潰えた。
球団設立以来の悲願達成を目指したシーズンだったが、あと一歩のところで大舞台に手が届かなかったマリナーズ。メジャー30球団で唯一ワールドシリーズに進出したことがなく、リーグ制覇の高き壁にまたも跳ね返され涙を流した。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】ローリーが放つ、ポストシーズン第5号本塁打