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プロ野球

「サトテルをライト、森下がレフト」阪神1位指名! ドラフト“目玉スラッガー”の起用法を元盗塁王が占う「6番がきちっと決まる。クリーンアップの一角か」

THE DIGEST編集部

2025.10.24

3球団の競合の末、阪神に入団交渉権を獲得された立石。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

3球団の競合の末、阪神に入団交渉権を獲得された立石。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 10月23日に開催されたドラフト会議で、阪神タイガースは創価大の立石正広を1位指名。北海道日本ハムファイターズ、広島東洋カープとの競合を制し、入団交渉権を獲得した。

 今回のドラフトで“目玉選手”の一人という評価を受けていた右打ちのスラッガーが順調に阪神入りした場合、どのような起用をされるのか。

 その見立てを、現役時代は横浜(現・DeNA)などで活躍し、セ・リーグの盗塁王やベストナイン、ゴールデングラブ賞に輝いた野球解説者の高木豊氏が、自身のYouTubeチャンネルで語った。

 セ・リーグのレギュラーシーズンで2位のDeNAに13ゲーム差をつけてダントツで制し、クライマックスシリーズのファイナルステージではDeNAを“3タテ”した阪神。高木氏はまず、そのくじ運の強さに「今年は強い。ドラフトも強い」と“脱帽”する。

 そして、立石がプロで通用する即戦力選手なのは「間違いない」と太鼓判を押す。二塁手と三塁手ができる新人の加入で、阪神は攻守両面、より強くなると述べる。
 
 守備のポジションについては、「(三塁手の)サトテル(佐藤輝明)をライトに行かせて、ライトの森下(翔太)がレフト。それで、空いたサードに立石を入れられる」という構想を紹介する。

 さらに、打線にも幅が出る。今季は3番から森下、佐藤、大山悠輔を並べたが、6番を固定しきれなかったため、立石を使えば「6番がきちっと決まる」と予想。また、以下のバリエーションも実現できるという。

「立石にクリーンアップを経験させ、大山を一つ下げて6番にするとか。いろいろできるよね」

 そして「甲子園の浜風の環境から、右バッターが育ちやすい。そう考えると、阪神は右の大砲が欲しいよね。立石という最高の選手を指名できた。これ以上ないよ」と総括した。

 立石は、ルーキーイヤーから期待に応えられるか。大いに注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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