ロサンゼルス・ドジャースのキケ・ヘルナンデスは現地10月24日、トロント・ブルージェイズとのワールドシリーズ第１戦に「７番・左翼手」で先発出場。タイムリーヒットでドジャースに先制点をもたらした。

　ブルージェイズ先発トレイ・イェサベージに対して、ドジャースは２回にウィル・スミスが四球、マックス・マンシーがレフトへのヒットを放つと、１死一、二塁でK・ヘルナンデスが打席に入る。

　K・ヘルナンデスはカウント１－１からの３球目スライダーをセンター方向へ打ち返しクリーンヒット。二塁走者のテオスカー・ヘルナンデスをホームに返し、両軍通じて初の得点を挙げた。
  　ポストシーズンで成績を上げる“お祭り男”にドジャース専門メディア『Dodgers Digest』のブルース・クンツ記者は「10月のキケは失敗しない」とその勝負強さを称賛。地元局『NBC LA』のマイケル・J・デュアルテ記者も「キケトーバー！キケ・ヘルナンデスのタイムリーシングルでドジャースがワールドシリーズで先制点」と速報した。

　さらにドジャース専門メディア『Dodgers Nation』のダグ・マッケイン記者は「 キケ・ヘルナンデスはロサンゼルスで一生飲み代を払う必要がなくなるだろう」とドジャースへの貢献度の高さを表現した。

　ドジャースは３回にもスミスのタイムリーヒットで１点を追加したが、４回にブレイク・スネルがドールトン・バーショに２ランホームランを許し、５回途中時点で２－２の同点となっている。

構成●THE DIGEST編集部

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