現地10月24日、ロサンゼルス・ドジャースはトロント・ブルージェイズとのワールドシリーズに向けたロースター26選手を発表した。大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希の日本人トリオが登録され、佐々木にとっては初のワールドシリーズ出場となる。

　投手は二刀流登録の大谷を含めて13選手がエントリー。ブレイク・スネル、タイラー・グラスノー、クレイトン・カーショウらが名を連ねている。貴重なリリーフ左腕のアレックス・ベシアが「家族の深刻な事情」のため急きょチームから離脱。ベン・カスペリアスも外れ、代わってウィル・クライン、エドガルド・エンリケスの２選手が選ばれた。今季４年7200万ドル（約110億円）で鳴り物入りの入団を果たした左腕タナー・スコットは、下半身の腫瘍除去手術を終えてメンバー入りが注目されたが、ロースター復帰は果たせなかった。

　野手も13名。捕手はウィル・スミスとベン・ロートベットで、ルーキーのダルトン・ラッシングは登録外となった。内外野手ではムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマン、テオスカー・ヘルナンデスらが順当に入り、キム・ヘソン、アレックス・コール、ジャスティン・ディーンが選ばれた一方で、レギュラーシーズンで不振を極めたマイケル・コンフォートはふたたび選考漏れ。昨オフに１年1700万ドル（約26億円）で契約したものの、ポストシーズンは一度もロースターに食い込めなかった。本領を発揮できぬまま、１年でチームを去ることになりそうだ。
  　MLBとして25年ぶりのワールドシリーズ連覇へ、選ばれし26名の戦士たち。日本のファンもSNSやネット上ですぐさま反応し、「連覇に向けて最強のメンバーでしょう」「至極真っ当なチョイスだ」「スコットとコンフォートはやっぱり外れたか」「どこかホッとしている自分がいる」「ベシア離脱は痛すぎるな」「カーショウのラストピッチは拝めるのだろうか」「なんでカスペリアス外したかな？」「トライネン残ったんか」「それでもブルペンの面子は心配です」などなど、さまざま声が寄せられている。

　敵地トロントで開催されるワールドシリーズ第１戦は、日本時間10月25日午前９時のスタートだ。

構成●THE DIGEST編集部
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