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「一個のプレーで全てが狂った」WS初戦で大敗のドジャース... 元楽天監督は投手陣よりも走塁死を問題視 それでも次戦以降には期待 「モンスターを起こしちゃった」

THE DIGEST編集部

2025.10.26

3回に痛恨の走塁死を喫したフリーマン(左)。(C)Getty Images

3回に痛恨の走塁死を喫したフリーマン(左)。(C)Getty Images

 元楽天監督で野球解説者のデーブ大久保氏が、自身のYouTube内で、ロサンゼルス・ドジャースがトロント・ブルージェイズに4対11で敗れたワールドシリーズ(WS)第1戦を振り返った。

 ドジャースは2回に1点を先制し、続く3回にも1点を追加。しかし4回にブルージェイズのドールトン・バーショの2ラン本塁打で追いつかれると、6回には一挙9点を失う。その後、7回に大谷翔平の2ランホームランで一矢を報いたが、遠く及ばなかった。

 敵地で行なわれたシリーズ初戦で、大量失点を喫したドジャース。大久保氏はブルージェイズ打線全体の粘り強さを認めつつも、注視したのはドジャース野手のミスだった。

 1対0で迎えた3回、ドジャースはこの回先頭の2番ムーキー・ベッツと3番フレディ・フリーマンがともに四球で出塁して無死一、二塁のチャンスを作ると、続く4番ウィル・スミスがライト前にタイムリーを放つ。ベッツは生還したが、三進を狙ったフリーマンが走塁死してしまう。このフリーマンの判断ミスを重く見る大久保氏は「この一個のプレーで、全てが狂いました」と指摘する。
 
「セカンドベースを回ったところで、なぜかサードベースを狙ってしまったのです。あんなタイミングでサードを狙うことは、考えられません。ライトの選手からも走者はよく見えていますし、アウトにするのはイージーです」

 WS初戦でのショッキングな敗戦は、シリーズ全体を通じて影響が出るとも考えられる。しかし、大久保氏は大谷の2ランホームランが好転をもたらす可能性があるという見解を提示する。

「この一発が相手チームに与えた印象は、本当に大きい。あのまま2対11のままで終わっても、いいんです。『こういう負け方もあるよ』と。ただ、トロントがすごい応援のなか、(それまで3打数無安打だった)大谷選手をそのまま寝かせておきたい。そんななかでのホームラン。相手チームはどう思ったか。『モンスターを起こしちゃったな。厄介だな。寝ていてくれなかったな』と」

 そして「今後のドジャースの戦いを楽しみにしていきましょう」と呼びかけた。第2戦は、日本時間26日の9時にプレーボール予定。ドジャースは山本由伸が先発する。

構成●THE DIGEST編集部

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【動画】スミスがタイムリーを放つも…フリーマンが三進できず走塁死
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