専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

ブルージェイズ指揮官、WS第3戦は主軸を再び“二塁起用”を明言 勝負を分けるポイントは「リリーフ陣の駆け引き」

THE DIGEST編集部

2025.10.27

WS第1戦でキャリア初となる二塁の守備に就いたビシェット。(C)Getty Images

WS第1戦でキャリア初となる二塁の守備に就いたビシェット。(C)Getty Images

 トロント・ブルージェイズのジョン・シュナイダー監督が、ロサンゼルス・ドジャースとのワールドシリーズ第3戦を前にチームの現状について語った。カナダの大手メディア『The Sports Network』が報じている。

 通算1勝1敗で敵地に乗り込んだ大一番に向け、指揮官はワールドシリーズで復帰したばかりのボー・ビシェットを再び二塁手として先発起用する見込みだと明かした。

 ビシェットは2019年のメジャデビュー以来、遊撃手以外のポジションに就いたことがなかった。現地9月7日のニューヨーク・ヤンキース戦で本塁突入の際、捕手と衝突して左膝を捻挫。負傷者リスト入りを経て9月29日に復帰した。ドジャースとのワールドシリーズ第1戦(24日)では負傷した左膝の負担を考慮し、キャリア初となる二塁の守備に就いた。初ポジションを不安視する声もあったが、初回にセンターに抜けそうな当たりをカバーする好守備を披露。無難にこなした。
 
 敵地での会見で指揮官は「ビシェットは今日も練習に参加している。状態も良く、日に日に通常の動きに近づいている。明日はスタメンで出場する予定だ」「この時期に彼がチームに戻れたのは大きい。経験と打撃の両方で我々を支えてくれる」とコメント。全幅の信頼を寄せた。

 ビシェットは今季レギュラーシーズンで打率.311、18本塁打、94打点、出塁率.357、OPS.840と安定した成績を残し、打率はリーグ2位を記録。守備だけでなく、バットでの貢献も指揮官は計算に入れている。

 一方で、ブルペン陣については慎重な姿勢を示した。『The Sports Network』によると、ブルージェイズはポストシーズンで防御率5点台と苦戦している。指揮官は「3連戦ではリリーフ陣の起用がカギを握る。先発ができるだけ長く投げ、リリーフを温存できるような展開にしたい」と語っており、明日マウンドに上がるサイ・ヤング賞3度のマックス・シャーザーに期待を寄せた。

 さらに「リリーフ陣の投球内容に変化をつけ、駆け引きが重要になる。相手打者に違う見せ方、異なる球種やコースを使うことが大切だ。お互いに良い投手、良い打者が揃っている。結局は、一球一球に集中して、読まれないようにすることが勝負を分ける」と、柔軟な投手起用と戦略の重要性を強調した。

 シリーズの命運を左右するワールドシリーズ第3戦。シュナイダー監督がどのような戦略でドジャースとの戦いに臨むのか、注目が集まる。
 
構成●THE DIGEST編集部

【画像】大谷真美子さんら世界の美女がずらり! 常勝軍団ドジャースの名手たちを支える“ゴージャスでセレブな妻&パートナー”を一挙紹介!

【画像】大谷翔平の妻、田中真美子が輝いた“現役バスケ選手時代”を厳選フォトで一挙紹介! 貴重なショートカット時代も

【画像】内田有紀、上戸彩、川口春奈、山下美月、森香澄、韓流アイドル…可憐なユニホーム姿が眩しい! 華やかに“始球式”を彩った美人女優&タレントたちを大特集!

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号

  • soccer_digest

    10月10日(金)発売

    定価:800円 (税込)
  • world_soccer_digest

    10月16日(木)発売

    定価:980円 (税込)
  • smash

    10月21日(火)発売

    定価:800円 (税込)
  • dunkshot

    10月16日(木)発売

    定価:1650円 (税込)
  • slugger

    9月24日(水)発売

    定価:1100円 (税込)