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堂々の“WSデビュー”! 佐々木朗希、“因縁”のブルージェイズに対する優位性を専門メディア主張 「複数の意味で秘密兵器となり得る」 

THE DIGEST編集部

2025.10.29

ワールドシリーズ第3戦で登板した佐々木がマウンド上で吠える。(C) Getty Images

ワールドシリーズ第3戦で登板した佐々木がマウンド上で吠える。(C) Getty Images

 若き“怪物右腕”がついに頂上決戦のマウンドに登った。

 ロサンゼルス・ドジャースとトロントブルージェイズによるワールドシリーズ、第3戦の8回表、佐々木朗希が登板。ドジャースの6番手として起用され、ランナー、一二塁のピンチを切り抜けると、イニングを跨ぎ9回も無失点に抑えている。

 
 延長18回まで続き、最後はドジャースが6-5で勝利を収めた死闘で、佐々木も見事な投球で白星に貢献。これまで以上に重圧がかかる場面でも、しっかりとリリーフとしての役割を果たしている。ルーキーシーズンの締めくくりとなる最後の戦いでも堂々たるピッチングを見せている佐々木。この先のゲームでも、ドジャースの新守護神としての活躍が求められる23歳は、引き続き周囲からの大きな期待を背負い大舞台に立つことになる。

  その佐々木に対し、球団専門サイト『Dodgers' Way』でも、興味深い話題を伝えながら、今後のさらなる活躍に向けエールを送っている。

 10月27日に配信した特集記事の中で、「ササキの存在がシリーズを左右する可能性がある」などと伝えており、日本人右腕とブルージェイズとの関係をフォーカスする。

 今年1月、ドジャース入団前の佐々木が、ブルージェイズとの面談を行なった際でのエピソードを伝えており、球団側から投手育成プランなどの“プレゼン”が熱心に行なわれていたと回想。

 そのうえで同メディアは、その機会を経験した佐々木が、「ブルージェイズの投手哲学を誰よりも深く理解している可能性がある」などと指摘し、続けて、「彼は、チームがどのように配球を組み立てるのか、どんな球種の組み合わせを重視するのか、投手がピンチに陥った時にどういう戦略を取るのか。そうした情報を把握しているかもしれない」と想像を膨らませている。

 さらに、佐々木がブルージェイズ投手陣の情報について、「映像分析だけでは掴みきれない部分を、ドジャースの打者陣に補足できる立場にある」と見込む同メディアは、その働きかけが今回のシリーズで優位に働く可能性があると主張。現在はドジャースのクローザーを務める佐々木に対し、「複数の意味で秘密兵器となり得るのだ」などと持論を並べている。

 もちろん投手としてのパフォーマンスだけでも、チームに貢献していることは言うまでも無い。その力強いマウンド姿が連覇への原動力となるのか。期待は、試合ごとに高まり続けている。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】最後は苦笑い… 8回のピンチを脱した佐々木朗希の投球
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