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大谷翔平は「好投だった」 6回0/3を4失点負け投手も、田口壮が評価する理由「疲労もあるなか…」

THE DIGEST編集部

2025.10.29

第4戦に先発した大谷。負け投手になったが田口氏の評価は悪くない。(C)Getty Images

第4戦に先発した大谷。負け投手になったが田口氏の評価は悪くない。(C)Getty Images

 現地10月28日にドジャー・スタジアムで行なわれたワールドシリーズ(WS)第4戦のトロント・ブルージェイズ戦で、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は「1番・投手兼DH」でスタメン出場。7回途中まで力投したものの、負け投手になった。

 初回は出塁を許しながらも無失点、2回は三者凡退に抑えた。チームが先制した直後の3回にブラディミール・ゲレーロJr.に逆転2ラン本塁打を浴びるが、4回は圧巻の三者連続空振り三振。5回と6回も無失点でしのいだ。

 しかし、球数が90球を超えた7回に暗転。この回、先頭だったドールトン・バーショにヒットを打たれると、続くアーニー・クレメントには二塁打を浴びる。無死二、三塁のピンチを招いたところで、大谷は無念の降板となった。

 そして継投したアンソニーバンダ、3人目のブレイク・トライネンがブルージェイズ打線を止められず、この回一挙4点を失う。ドジャースはそのまま2対6で敗れ、大谷はポストシーズン初黒星。6回0/3を93球、6安打6奪三振1四球4失点の内容だった。

 悔しい結果になった大谷のピッチングについて、専門家はどう見たのか。現役時代はオリックスで日本一を、MLBではセントルイス・カーディナルスとフィラデルフィア・フィリーズ時代にワールドシリーズ制覇を2回経験した田口壮氏は「良かったと思います」と断言。負け投手になったとはいえ、大谷の投球内容を評価する。
 
 27日の第3戦、この日の第4戦を生中継したNHK-BSで解説を務めていた田口氏は試合の感想を振られると、延長18回に及んだ前日の激闘でドジャースが投手を10人つぎ込んで起用していたことを説明。ゆえに、投手交代のタイミングに影響が出たと言及する。

「7回にヒット2本打たれて(大谷が)交代になりました。通常であれば、昨日18回までやっていなければ、おそらく6回で終わっていたと思います。疲労もあるなかで、6回まではゲレーロJr.の2ランホームランだけの2点に抑えていたのを考えると、僕は(大谷は)好投だったと思います」

 疲労が心配されたタイトな状況のなか、中盤まで試合を作った大谷。両チームの対戦成績は2勝2敗のタイになった。今シリーズで再度、大谷の登板はあるのだろうか。
 
構成●THE DIGEST編集部

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