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MLB

T・ヘルナンデスの拙守で三塁打→犠飛でドジャース痛恨の失点を献上…元WBC戦士が苦言「あれは身体で止めないと」

THE DIGEST編集部

2025.10.30

ヘルナンデスは4回、果敢にスライディングで捕球しようとしたがボールは後方に転々としてしまう。(C)Getty Images

ヘルナンデスは4回、果敢にスライディングで捕球しようとしたがボールは後方に転々としてしまう。(C)Getty Images

 現地10月29日、ロサンゼルス・ドジャースは本拠地でトロント・ブルージェイズとのワールドシリーズ第5戦を行ない、先発のブレイク・スネルが初回に2者連続ホームランを被弾して2失点する波乱のスタート。さらに4回には味方の拙守で痛恨の失点を許した。

 第1戦で5回0/3を8安打5失点でKOされたスネル。背水のマウンドは厳しい立ち上がりだった。1番のデービス・シュナイダーに高めの直球を左翼スタンドに運ばれる先頭打者アーチを食らう。続くブレディミール・ゲレーロJr.に2球目の直球を完璧に捉えられ、左越えソロ弾。スネルは唖然とした表情を浮かべ、ベンチのデーブ・ロバーツ監督は険しい表情だった。

 ドジャースは3回、キケ・ヘルナンデスのソロ弾で1点差に迫る。援護をもらったスネルは2回以降立ち直り、3回までに4つの三振を奪う。

 しかし1点ビハインドの4回、先頭のドールトン・バーショの打球はライトへ。これを右翼手テオスカー・ヘルナンデスは全力で走りスライディングして捕球しようとするが間に合わず。ボールは後方に転々と転がる間に打ったバーショは三塁まで進んだ。このあと、アーニー・クレメントが手堅く中犠飛でブルージェイズが加点。ドジャースは再び2点のビハインドとなった。

 ヘルナンデスのプレーについて、横浜(現DeNA)やソフトバンクで活躍し、2006年の第1回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)日本代表の多村仁志氏は「あれは身体で止めなければ」と苦言を呈した。

 動画配信サービス『SPOTV NOW』で、この試合の解説を務めている同氏は「たぶん間に合うと思っていったでしょうけど、結局間に合わないということになり、ああいう形になってしまった」と見解。現役時代は自らも外野手だった経験を話したうえで、ヘルナンデスの拙守からブルージェイズの得点につながったと指摘した。
 
 これには生配信やテレビ中継で見ているファンからもネット上で同意している。

「ヘルナンデスの守備ミス多すぎ」
「これはもう治らない」
「後方に転がった打球でランナー3塁。しっかり犠牲フライを打たれてしまう...」
「まずい守備」
「酷い守備だ」
「ヘルナンデスの守備ポンコツやわ」

 試合は5回までを終わり、1対3でドジャースが2点を追いかけている。この試合勝った方が世界一に王手をかける。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】「酷い守備」後方にボールが転々…拙守で追加点のきっかけに

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