ロサンゼルス・ドジャースはトロント・ブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)第5戦に1-6で敗北。得点はキケ・ヘルナンデスのソロホームラン1本のみで、ブルージェイズ先発のトレイ・イェサベージに12三振を喫するなど攻略できず。ドジャース打線は機能しなかった。
結果的には先発投手と打撃陣の出来が勝敗を分けた結果となったが、試合の大勢を決定づけたのは、ドジャース中継ぎ陣の崩壊だ。1-3で迎えた7回2死一、三塁の場面でマウンドに上がった2番手エドガルド・ヘンリケスは暴投で1失点。さらにタイムリーヒットを浴び、四球を投じて2死満塁にピンチを拡大。1死も奪えず降板した。
続く3番手アンソニー・バンダは二ゴロに抑えてピンチをしのいだものの、8回にヒットと暴投で1死三塁としたのち、ダメ押しのタイムリーで1-6と点差を広げてしまった。
ブルペン陣の苦戦はレギュラーシーズンから続くドジャースの課題だ。WSここまでを振り返ると、第1戦では6回にスネルが無死満塁のピンチを招いたところで2番手のエメット・シーハンが登板したものの適時打、四球、適時打と火消しに失敗。続くバンダは満塁ホームラン、さらに2ランを被弾するなど一挙9失点を喫した。
第2戦では先発の山本由伸が9回1失点で完投勝利。不安定なブルペン陣を使わずに勝利した。延長18回までもつれた第3戦は救援9投手が計13回1/3を1失点で抑える粘りの継投でサヨナラ勝利を呼び寄せた。最終的に延長15回から4イニングを72球も投じ無失点で乗り切ったウィル・クラインが勝利投手になった。
第4戦は先発の大谷翔平が4失点し、打線も2得点と低迷したのが大きな敗因だったが、1点ビハインドの無死二、三塁で登板したバンダが2失点と火消しに失敗し、ブルージェイズに勢いを与えてしまった。
シリーズをここまで振り返ると、山本が完投勝利した第2戦と延長18回の死闘を制した第3戦以外は中継ぎがピンチをしのげずに点差を広げ、4点差以上で敗れている。
MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、WSの最初の5試合で両軍ともにセーブが無いのは、1977年以来48年ぶり。その年はニューヨーク・ヤンキースがドジャースを第6戦で下している。
もちろん、シリーズ平均3.6得点に抑えられているドジャース打撃陣(ちなみにブルージェイズは5.8得点)や5試合で計19失点している先発投手が中盤までに大きなリードを許してセーブ機会を作れていないともいえる。ただ、先発陣や打線が苦戦している場面でチームの勝機をつなぎ止められる“リリーフ投手の不在”も大きな要因なのは間違いないだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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            結果的には先発投手と打撃陣の出来が勝敗を分けた結果となったが、試合の大勢を決定づけたのは、ドジャース中継ぎ陣の崩壊だ。1-3で迎えた7回2死一、三塁の場面でマウンドに上がった2番手エドガルド・ヘンリケスは暴投で1失点。さらにタイムリーヒットを浴び、四球を投じて2死満塁にピンチを拡大。1死も奪えず降板した。
続く3番手アンソニー・バンダは二ゴロに抑えてピンチをしのいだものの、8回にヒットと暴投で1死三塁としたのち、ダメ押しのタイムリーで1-6と点差を広げてしまった。
ブルペン陣の苦戦はレギュラーシーズンから続くドジャースの課題だ。WSここまでを振り返ると、第1戦では6回にスネルが無死満塁のピンチを招いたところで2番手のエメット・シーハンが登板したものの適時打、四球、適時打と火消しに失敗。続くバンダは満塁ホームラン、さらに2ランを被弾するなど一挙9失点を喫した。
第2戦では先発の山本由伸が9回1失点で完投勝利。不安定なブルペン陣を使わずに勝利した。延長18回までもつれた第3戦は救援9投手が計13回1/3を1失点で抑える粘りの継投でサヨナラ勝利を呼び寄せた。最終的に延長15回から4イニングを72球も投じ無失点で乗り切ったウィル・クラインが勝利投手になった。
第4戦は先発の大谷翔平が4失点し、打線も2得点と低迷したのが大きな敗因だったが、1点ビハインドの無死二、三塁で登板したバンダが2失点と火消しに失敗し、ブルージェイズに勢いを与えてしまった。
シリーズをここまで振り返ると、山本が完投勝利した第2戦と延長18回の死闘を制した第3戦以外は中継ぎがピンチをしのげずに点差を広げ、4点差以上で敗れている。
MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、WSの最初の5試合で両軍ともにセーブが無いのは、1977年以来48年ぶり。その年はニューヨーク・ヤンキースがドジャースを第6戦で下している。
もちろん、シリーズ平均3.6得点に抑えられているドジャース打撃陣(ちなみにブルージェイズは5.8得点)や5試合で計19失点している先発投手が中盤までに大きなリードを許してセーブ機会を作れていないともいえる。ただ、先発陣や打線が苦戦している場面でチームの勝機をつなぎ止められる“リリーフ投手の不在”も大きな要因なのは間違いないだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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