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「最初は“行け、やっちまえ”」ドジャースを救ったマンシーの神判断! WS第7戦、ロブレスキー「止めなければ退場だった」

THE DIGEST編集部

2025.11.05

ロブレスキー(奥)を制止するマンシー(手前)。(C)Getty Images

ロブレスキー(奥)を制止するマンシー(手前)。(C)Getty Images

 現地11月1日、ロサンゼルス・ドジャースが敵地トロント・ブルージェイズで迎えたワールドシリーズ第7戦は、4回裏に両軍入り乱れる一触即発の事態に発展した。

 1死走者なしの場面で、ドジャース2番手のジャスティン・ロブレスキーがアンドレス・ヒメネスの右肘付近に死球を与えた。この直前にも同様のコースへの投球があり、ヒメネスが激高。両軍ベンチから監督、コーチ、選手が飛び出す異例の騒ぎとなった。
 
 米スポーツメディア『ClutchPoints』によると、この混乱の中で冷静な判断を下したのがドジャースのマックス・マンシーだったという。もしロブレスキーが挑発に応じていれば退場処分となる可能性が高く、チームの継投プランが崩壊していたと報じている。

 マンシーはポッドキャスト番組『Foul Territory』に出演し、当時の状況について「最初の反応は“行け、やっちまえ”だった。でもすぐに“やばい、彼を試合に残さなきゃ”と思い直した」と述懐。「審判からも“止めなければ退場にするつもりだった”と言われたよ」と裏話を明かした。

 さらに、マンシーは「ロブレスキーには、あの打順を考えるとあと2、3人に投げてもらう必要があった。だから“ここは止めて、彼を試合に残す”と決めた。翌日に彼と話したら、“助かったよ、ありがとう”って言ってくれた。最初は私が止めたことに少し驚いてたみたいだけど」と振り返った。

 このマンシーの機転と冷静な判断は、ドジャースのワールドシリーズ連覇においてチームを救う大きなターニングポイントになったと言えるだろう。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】WS第7戦、マンシーがドジャースを救った“神判断”
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