地元メディア『Dodgers Nation』によると、ギャビン・ストーンが2024年10月に受けた右肩の手術からの長期リハビリを終え、26年シーズン復帰に向けて準備を進めている。

　20年にMLBドラフト５巡目（全体159位）でドジャースに指名されたストーンは、23年にMLBデビューを果たし、８試合（うち４試合先発）に登板。１勝１敗、１セーブ、31回を投げ、防御率9.00という成績を残した。
  　24年には、25試合で11勝５敗、140回1/3を投げ、防御率3.53をマーク。しかし９月上旬に右肩の炎症で負傷者リスト入りし、10月に手術を受けたため、25年シーズンを全休した。

　同メディアによれば、ストーンは「リハビリを終えたばかりなので、次のスプリングトレーニングは万全の状態で臨めることを願っている。そこから先どうなるかは見ていきたい」と話している。

　完全復活を目指すストーンだが、ドジャースの先発ローテーションには、大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希、ブレイク・スネル、タイラー・グラスノー、エメット・シーハンらが名を連ねており、再び先発の一角を確保するのは簡単ではない。

　しかし、ドジャースはブルペンの補強を課題としており、ストーンはチーム事情と合致する可能性がある。ブルペン経験のあるストーンが、その層の厚い先発陣を背景に、信頼できる中継ぎとしてチームに不可欠な戦力となり得るだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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