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フィリーズが32歳シュワーバーに5年1億5000万ドルを提示したのは「オリオールズの圧力があったから」争奪戦の裏側、他球団の条件を米記者公表

THE DIGEST編集部

2025.12.11

フィリーズ残留が決まったシュワーバー。契約内容は5年1億5000万ドルだった。(C)Getty Images

フィリーズ残留が決まったシュワーバー。契約内容は5年1億5000万ドルだった。(C)Getty Images

 現地12月9日、フィラデルフィア・フィリーズは今オフにFAとなっていた32歳のカイル・シュワーバーとの再契約を発表した。

「シュワーバーはフィラデルフィアにとどまる」

 米メディア『The Athletic』によると、契約内容は5年1億5000万ドル(約235億円)だという。ただ、シュワーバーに対しては複数球団がオファーを送っていた。

 同メディアのケン・ローゼンタール記者によると、ボルティモア・オリオールズも同じ5年1億5000万ドルを提示していた。しかし、シュワーバーの選択はフィリーズとの再契約だった。

「オリオールズがシュワーバーを獲得できなかったのは、努力が足りなかったわけではない。関係者によるとオリオールズの圧力があったからこそ、フィリーズは事実上、同じ条件を提示せざるをえなくなった」

 
 また、ローゼンタール記者は他球団のオファー額も公表した。シンシナティ・レッズのオファー額は5年1憶2500万ドル(約196億円)で、ピッツバーグ・パイレーツのそれは、4年1億2000万ドル(約188億円)だった。

 この記事を米メディア『FanSided』が引用。「シュワーバーの争奪戦は、予想以上に接戦だったようだ。シュワーバーがフィリーズとの再契約を望んでいたのは明らかだったが、第二の選択肢として、故郷のオハイオ州ミドルタウンに近いレッズでプレーする可能性もゼロではなかった。しかし、最後はカネがものをいうものだ」と伝えた。

 またフィリーズと同額のオファーをしていたオリオールズについては、「最大の驚きだったかもしれない。オリオールズが強打者を求めているのは事実だが、巨大市場ではないボルティモアがフィリーズと同等のオファーを送っていたのは予想外だった。ただ、結果的に獲得できなかったものの、オリオールズファンはチームの動きを喜ぶべきだ。指名打者に5年1億5000万ドルを提示できるほどの資金があると判明したからだ」と総括した。

構成●THE DIGEST編集部

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