現地12月11日（日本時間12日）、アトランタ・ブレーブスはフリーエージェントとなっていたロベルト・スアレス（前サンディエゴ・パドレス）と契約合意したと、公式Ｘで発表した。投稿には「アトランタへようこそ、ロバート！」と歓迎のメッセージが添えられ、34歳右腕の加入をアピールした。

　スアレスはベネズエラ出身で、2022年にパドレスでメジャーデビューして以降、４シーズンで20ホールド、77セーブ、防御率2.91と安定感を誇るクローザーで２年連続オールスターゲームに出場。パワフルなフォーシームを武器に、勝ちパターンの一角として強烈な存在感を示してきた。なお、契約は３年総額4500万ドル（約70億円）と報じられている。
  　ナショナル・リーグ東地区は今季フィラデルフィア・フィリーズが制覇。激しい競争が求められる中、スアレスへの大型投資は勝負への本気度を示すもの。今季リーグ最多40セーブを挙げた剛腕と現守護神ライセル・イグレシアスとの強力な「ダブルストッパー」体制が実現すれば、終盤の安定感はさらに高まる。

　この移籍を受け、SNS上では「求めていた補強だ」「マジで最高」「新しい舞台での挑戦が楽しみ」「ダブルストッパーはかなり強力」「素晴らしい戦力アップ」「勝利の鍵になりそう」といった期待の声が多く寄せられた。

　ブレーブスは18年から７年連続ポストシーズンに進出していたが、25年シーズンは76勝86敗でナショナル・リーグ東地区４位に沈み、プレーオフ進出を逃した。巻き返しを誓う新シーズン、スアレスの加入はチーム再建の重要なピースとなりそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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