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MLB

プホルスがキャリア22年で“初の二刀流”を回顧! 最速106.7キロに「ショウヘイみたいに投げられていたら」とポツり

THE DIGEST編集部

2022.05.16

昨季途中までは、大谷(左)と同じユニホームを着ていたとプホルス(右)。それだけに自身の登板には感慨深いものがあったようだ。(C)Getty Images

昨季途中までは、大谷(左)と同じユニホームを着ていたとプホルス(右)。それだけに自身の登板には感慨深いものがあったようだ。(C)Getty Images

 レジェンドが初の“二刀流”を振り返っている。

【動画】42歳にして初登板! 投手デビューとなったプホルスの映像をチェック

 現地時間5月15日、セントルイス・カージナルスのアルバート・プホルスが、本拠地で行なわれたサンフランシスコ・ジャイアンツ戦に「5番・DH」でスタメン出場。チームが13点をリードして迎えた9回に“クローザー”として起用され、プロ22年目でキャリア初となるマウンドに上がった。

 通算681本塁打を誇り、今季限りで引退を表明している大ベテランの“投手デビュー”に球場も沸いた。内容こそ3安打1四球2本塁打の4失点とものだったが、しっかりと投げ切ってカーディナルスを15対6での勝利に導いた。ちなみにMLB公式サイトによると、この日の初球は63.7マイル(約102.5キロ)、最速は66.7マイル(約106.7キロ)だったという。

 初登板を終えたプホルスは試合後、「ベーブ・ルースは僕みたいに初回に4失点はしなかったと思うよ」と冗談交じりにコメント。元チームメイトの大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)から何かアドバイスを貰ったか問われると、笑顔を浮かべながら次のように答えたという。

「もし僕がショウヘイみたいに100マイル(約160.1キロ)の球を投げていたら、もう少し面白くなっていると思うね」

 まさかのマウンドに上がり、観るものを驚かせた投手プホルス。この日は打者としても3打数2安打1打点、2四球と活躍し、本拠地のファンからは大きな歓声が送られていた。

構成●THE DIGEST編集部

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