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MLB

大谷翔平、2試合連続ノーヒット。下位打線の奮闘で先制したエンジェルスも逆転で大敗し、オリオールズに17年ぶりの8連勝を許す

SLUGGER編集部

2022.07.11

大谷は2日連続の不発。エンジェルスも投手陣の不調で大量失点を許して敗れた。(C)Getty Images

大谷は2日連続の不発。エンジェルスも投手陣の不調で大量失点を許して敗れた。(C)Getty Images

 現地時間7月10日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、ボルティモア・オリオールズ戦に「3番・指名打者」で先発出場。4打数無安打で2試合連続ノーヒットに終わり、エンジェルスも5対9で敗れた。

 この日のエンジェルスは珍しく、下位打線で先制点をもぎ取る。3回表、1死で一塁にマイケル・ステファニックを置いて、9番モンテ・ハリソンがライトスタンドに先制2ラン。「一塁ベースを踏み忘れたのではないか」と相手からアピールがあったが無事本塁打は認められ、まずは2点を先行する。

 また先発のホゼ・スアレスもテンポの良い投球で、3回までパーフェクト。序盤は完全にエンジェルスのペースで推移するも、大谷は3回までに2打席連続三振と今一つだった。
 
 だが、4回に入ってスアレスの制球が急に乱れ、四死球連発で押し出し含む4失点。2番手のエルビス・ペゲーロが出てきてようやくオリオールズ打線の勢いをせき止めた。

 5回表、エンジェルスはまたも下位打線が発奮。7番ステファニックと8番デビッド・マッキノンが2者連続安打を放つも、前の打席でホームランを放ったハリソンは不発。1番のテイラー・ウォードも打てず、ここは無得点となった。その裏にはペゲーロが滅多打ちにあって、さらに8点を失ってしまう。

 敗色濃厚の中、大谷は第3打席がショートゴロ、第4打席はセカンドゴロと不発。7回にはハリソンにタイムリー、8回にはマックス・スタッシの2ランで4点差まで迫るも追いつけず、エンジェルスは4連敗で借金11となった。一方、オリオールズは2005年以来となる8連勝を記録し、一時は11あった借金を1まで減らした。

構成●SLUGGER編集部
 

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