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元西武のカブレラが放った“規格外弾”に再脚光! 米記者が図抜けたパワーの虜に「私の新しいお気に入りだ」

THE DIGEST編集部

2022.09.07

パワーもさることながら、7度の3割超えもマークした名助っ人のカブレラ。その打力がアメリカで注目された。写真:産経新聞社

パワーもさることながら、7度の3割超えもマークした名助っ人のカブレラ。その打力がアメリカで注目された。写真:産経新聞社

 かつて日本球界で一時代を築いた“怪物助っ人”がクローズアップされている。西武やオリックスで異彩を放ったアレックス・カブレラだ。

 カブレラは、堂々たる功績を残した名助っ人である。2000年のオフに西武に加入したベネズエラ人スラッガーは、入団1年目の01年に49本塁打、翌02年にはプロ野球タイ記録となる55本を放ってパ・リーグMVPを受賞。まるで酒樽かのような太い腕に、分厚い胸板。そのプロレスラー顔負けの筋骨隆々な肉体から放たれるパワーに日本のプロ野球ファンは魅了された。

 2012年にソフトバンクを退団してからおよそ10年。なぜいまカブレラが話題となっているのか。それは、米記者のある投稿にあった。現地時間9月6日、米メディア『Barstool Sports』のジャレッド・カラビス記者は、自身のツイッターに、こう記したのだ。

「アレックス・カブレラ選手は、私の新しいお気に入りの野球選手だ」
 
 カラビス記者が「お気に入り」とした投稿には、NPB時代に放った“場外弾”を映した動画が添付されていた。そのなかには、2005年の中日戦で、相手投手の岡本真也が愕然とし、本拠地の西武ファンですら騒然とした弾丸ライナーでの一発も。この一打は、推定180メートルと言われる超特大弾だった。

 そんな中日戦での超特大の一発を切り取ったカラビス記者は、フォロワーから「彼のホームランは最長で700フィートもあったらしい」とコメントされると、「実際にカブレラは650フィートのホームランは放ったらしい」と興味津々と言った様子でメッセージを送り返していた。

 さらに「日本プロ野球のミッキー・マントルだ」とも賛辞を贈られたカブレラ。筋肉増強剤の助けもあったとされる助っ人だが、その図抜けたパワーはいまだ野球ファンを魅了し続ける。

構成●THE DIGEST編集部

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