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ノーノーを途切れさせてしまった若手遊撃手は大谷翔平に「ごめん!」 捕球失敗の同僚は試合後に何を語った?

THE DIGEST編集部

2022.09.30

ノーノーを阻止できなかったソト(右)が大谷(左)に謝罪した。(C)Getty Images

ノーノーを阻止できなかったソト(右)が大谷(左)に謝罪した。(C)Getty Images

「僕は彼のところへ行って『ごめん!』と伝えた」

 8回2死までノーヒットで奮闘を見せた大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)。そんな彼を助けるプレーが叶わなかった22歳の遊撃手は、試合後にこう明かしたと米メディア『The Athletic』のサム・ブラム記者が伝えた。

【動画】遊撃手が必死に喰らいつくも…。大谷のノーノー失敗の瞬間をチェック

 現地時間9月29日、本拠地で開催されたオークランド・アスレティックス戦に「3番・投手兼DH」で出場した大谷は、初回の先頭打者に四球を1つ記録するも、その後はヒットを許さない完璧な投球でゲームを支配していた。

 8回を終えるまであと1アウトのところまできた。そして迎えた打者はアスレティックスの6番コナー・カペルは、大谷が投じた外角高めのカットボールをサードとショートの間に上手くはじき返す。

 三遊間を抜けようかという痛烈な当たり。これを処理しにいったのは、今月にメジャーデビューを果たしたばかりの遊撃手リバン・ソト。この22歳の有望株は懸命に打球に喰らいついたものの、スピンの効いたボールを弾いてしまい、初安打を許してしまった。
 
 ノーノーがかかるなか、打球に追いついたものの捕球できなかったソトは申し訳なく感じたようで、大谷に謝罪したと試合後に明かした。そして「厳しいプレーだった。身体を懸命に伸ばして取ろうと試みた。出来ても出来なくてもいいプレーでした」と振り返った。

 このコメントにブラム記者は、「念のため言うが、綺麗にアウトを取っていたとしても、非常にタフなプレーだった」と誤解を招かないよう22歳の新星をフォローしている。

 同ゲームで二刀流スターは8回、被安打2、無失点、10奪三振を記録。今季15勝目を飾るとともに、シーズン規定投球回数をあと「1」にした。規定打席は既にクリアしており、あと1イニング以上投げれば、またも史上初の快挙となる。

構成●THE DIGEST編集部

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