第５回ワールド・ベースボール・クラシックは現地３月21日（日本時間22日）に決勝が米フロリダ州マイアミのローンデポ・パークで行なわれ、日本代表がアメリカ代表に３対２で勝利し、３大会ぶり３度目の優勝を飾った。決勝を戦った日本に対して、選手のみならずグラウンド外でのファンの行動にも称賛が送られている。

　最後はエンジェルスの同僚であり、スーパースターふたりの直接対決が話題となった決勝において、米国スポーツビジネス実業家のジョー・ポンプリアーノ氏はグラウンド内での熱い戦いと同時に、スタンドでの日本人ファンのある”振る舞い”にも目を向け、次のようにツイッターに綴っている。
  「ああ、アメリカは残念ながら勝てなかった。
しかし、日本はどの世界大会でも素晴らしい。選手たちは死に物狂いで戦うが、いつも相手に敬意を示す。彼らのファンは非常に情熱的であり、座席を離れる時は来た時よりも綺麗になっている。優勝した彼らにおめでとう。なんて大会だ」

　スタンドの座席を綺麗にして帰る日本人ファンと言えば、昨年末に行なわれたカタール・ワールドカップで世界中に試合後の“ゴミ拾い”のムーブメントを巻き起こした日本代表サポーターの姿が記憶に新しい。WBCでもそうした行動が同氏の目には映っていたようだ。

　また、決勝戦の直後には米独立リーグ球団のフィールドマネージャーが、「日本のベンチがどれほど綺麗であるか、驚く時間をとらない？」と自身のツイッターに投稿。日本ベンチ内の汚れひとつない美しさにも驚きの声が上がっていた。

構成●THE DIGEST編集部
【画像】「信じられない！」侍Jの汚れひとつない“綺麗なベンチ”をチェック！

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