専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

米アナリストのバーランダー氏、エンジェルスに大谷のトレードを提言「オオタニを出す時がきた」「MLB史上もっとも痛みを伴う決断」

THE DIGEST編集部

2023.07.07

去就が注目されている大谷。(C)Getty Images

去就が注目されている大谷。(C)Getty Images

『FOX Sports』のMLBアナリスト、ベン・バーランダー氏は7月6日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平を「トレードに出すべき」という記事を配信。「エンジェルスはオオタニをトレードに出すという、MLB史上もっとも痛みを伴う決断をしなければならない」と判断した理由を次のように綴っている。

【動画】22年のMLBオールスターを再チェック!

 バーランダー氏は、「6月19日時点で、オオタニをトレードに出す可能性は微塵もないと思っていた。この時、エンジェルスは41勝33敗でワイルドカード2位だった」としながら、「現在は45勝44敗でワイルドカードの順位を下げた。そして当面の間、トラウトがいない」と、主砲不在の状況で順位を上げられるのかと疑問を呈した。

 そこでチーム浮上のきっかけとして大谷をトレードに出し、その見返りに「他のチームのナンバーワンかナンバーツーのプロスペクトを獲得できる可能性は高い」と、将来的にチームを支えていける選手の獲得を推奨している。
 
「エンジェルスは二刀流のスーパースターを残留させ、この先も一緒に戦うことはできる。しかし、それは長くても10月までだ。避けられない事態(大谷の退団)をわずか数か月先延ばしするだけ。オフにフリーで出すくらいなら、数週間以内にトレードの決断をしなければいけない」として、「オオタニで得られるリターン(大谷のトレード相手)で、エンジェルスは今後の10年に向けた準備を整えることができる」と提言した。

 トレード期限の8月1日までに動きはあるのか、残留してシーズン終了後に退団するのか、もしくは来シーズン以降もエンジェルスでプレーするのか。大谷の去就は大きな注目を集めている。

構成●THE DIGEST編集部

複数の米メディアが前半戦MVPに大谷を選出!「まだシーズンの半分だが最終結果は見えている」「オオタニの賞と普通の人間の賞を分けるべき」

「野球界の究極の外れ値だ」常識では語れない大谷翔平の異次元ぶりに米メディアも畏敬の念! 昨季62本のジャッジ超えは?

29歳を迎えた大谷翔平に、同僚サンドバルは“日本語”で祝福! 二刀流スターへのメッセージが大反響「大谷さん見てる?」
 
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号