トロント・ブルージェイズの菊池雄星が１週間前に飛び交った“怪情報”に対し、ユーモアを交えて真っ向否定した。
【画像】菊池雄星と妻でフリーアナウンサーの瑠美さんの仲睦まじいツーショットをチェック！

　大谷翔平が自身のインスタグラムでロサンゼルス・ドジャース入団が発表したのが現地12月９日だった。前日の８日には大谷のプライベートジェット機がトロントに向かったとの情報が拡散し、ブルージェイズ入りの報道がにわかに過熱。さらにその情報を受けてカナダのオペラ歌手が「今夜、ユウセイ・キクチがロジャースセンター（ブルージェイズの本拠地）の近くの高級寿司レストランを丸ごと借り切り、50人以上の予約を入れた」とＸ（旧ツイッター）に投稿したから大変だ。あたかも大谷の歓迎パーティーを示唆するような内容だったが、ブルージェイズに絡んだ情報はいずれもデマであることが判明し、大いに物議を醸したのは記憶に新しい。

　すぐさま菊池の妻でフリーアナウンサーの瑠美さんがインスタライブで事実を否定。「私たちは球場近くで50人入る寿司屋を存じ上げておりません」「私たちはすごく平和で、息子のリクエストでビーフシチューを作りました。お寿司は食べておりません」と呆れ気味に反応した。
  　そして12月15日、菊池本人もインスタのストーリーに英語でメッセージを投稿。「はっきりさせておきます。僕は先週金曜日、寿司パーティーは開いていません」ときっぱり否定し、「50人前以上の寿司を食べることはできますが、50人以上の人たちと寿司パーティーを開いたことはいっさいありません！」と綴った。これに瑠美さんも呼応し、「私たちはトレーニングや大掃除、タンパへの荷造りで毎日忙しいので寿司パーティーはできません」と書き添えている。

　トロントの地元紙『Tronto Sun』は「ブルージェイズ内でもユーモアセンスに定評があるキクチが、SNS上でありもしない寿司パーティーをからかった」と伝えると、米スポーツ専門局『FOX Sports』のアナリストであるベン・バーランダー氏もＸでジョークとともに紹介。「結果として明らかになったのは以下だ。①オオタニはトロント行きの飛行機に乗っていなかった、②キクチは特大の予約を入れていなかった、③ショウヘイの愛犬の名前は世界を熱狂させるはずだった」と記している。

構成●THE DIGEST編集部

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