12月19日、西武から国内FA権を行使しソフトバンクに移籍することが決まった山川穂高が入団会見を行なった。

　スーツ姿で登壇した山川は、「この度、ソフトバンクホークスさんにお世話になることになりました。まずここまで決断に時間がかかってしまい申し訳なく思っています。一連の私の不祥事により、ライオンズファン、ライオンズ球団、プロ野球ファンすべての関係者の方に多大なるご迷惑をおかけしたことを重ねてお詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした」と謝罪した。

　そして「マイナスからのスタートになると思っております。これまで以上に自覚をもち、責任のある行動をとりたいと思っています」と誓った。
  　今年５月に知人女性に性的な暴行をした疑いで書類送検されたが、８月に嫌疑不十分で不起訴処分となっていたスラッガー。ライオンズから公式戦の無期限出場停止処分を受けていたこともあり、今季は17試合の出場にとどまった。

　そんな彼の加入にファンは複雑な気持ちを抱えているようだ。「こんなに嬉しくないのは初めて」「正直困惑の気持ちが大きいです」「ホークス一筋だったけど心底から失望しました」などと不満の声が飛び交った一方で、「野球選手なんやから野球でファンからの信頼を取り戻すしかないよ」「心機一転がんばれ～」「何も言わん！頑張って打ちまくってくれ」「誰しも納得するような活躍をしてください」とエールも届いている。

構成●THE DIGEST編集部

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