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プロ野球

「ガチで許せないよな!」西武・山川穂高の“FA権行使”に賛否両論!「どういう決断をしようと尊重したい」

THE DIGEST編集部

2023.11.15

どすこいパフォーマンスで盛り上げる山川。写真:THE DIGEST写真部

どすこいパフォーマンスで盛り上げる山川。写真:THE DIGEST写真部

 西武は11月14日、山川穂高が国内フリーエージェント(FA)権を行使したと発表した。

 この日は、FA権行使の申請期限最終日。過去に女性問題を起こした山川がどのような決断を下すのか、やきもきするファンも多かった。山川は10月の『第20回みやざきフェニックス・リーグ』にも参加。西武で一からやり直すと思われていただけに、SNS上ではさまざまな声が上がった。

「正直いうと感じ悪い」
「ガチで許せないよな」
「流石にドン引きしたわ」
「選手に定められた権利だし、私は別に構わないと思う」
「山川は好きにしたら良いよ」
「山川穂高がどういう決断をしようと尊重したい」
「ライオンズファンとしては可能ならセリーグに行って欲しいかな…」
 
 なお、山川が球団を通じて寄せたコメントは以下の通りだ。

 この度、私が取得させて頂いたFA権の行使について、皆様にお伝えさせて頂きます。結論を先に申し上げますと、今回、FA宣言をさせて頂くことを決断致しました。

 皆様に多大なる不快な気持ち、不信感を生んでしまった一連の出来事を通じて、ただ野球をするということだけではなく、関係する全てのことを、自分ひとりで考え、また、家族と考えさせて頂きました。野球から離れることだけではなく、社会から離れることまでも考えました。

 それでも、私の心から消えずに残り続けたことは、野球がやりたい、野球をさせて頂きたいという答えでした。プロ野球選手として恥ずべきことですが、ここまでの気持ちになったのは、これまでの野球人生で初めてのことです。

 この私の意志を受け入れて頂けることがあるならば、ライオンズに居続けることが、ファンの皆様、球団の皆様に対する感謝の形、謝罪の形、誠意であるということも考えています。同時に、FA宣言が持つ、選手の権利として定められた制度という理解を超え、これまで聞くことがなかった声をお聞かせ頂くことで、自分自身を戒めることとなるのではないかとも考えました。

 FA宣言により西武ライオンズ以外の球団の考えを聞いた上で、残留か移籍の判断をさせて頂くことは、新たな野球人生へと歩ませて頂きたいという、私の一方的な願い、自分本位な意思のように聞こえてしまうであろうことも、重々承知しております。それでも、私が宣言させて頂くことで、何より、私自身のこれからの野球人生に対して、重い責任を持ち続けることの覚悟であることを、どうか少しでもご理解いただけたら幸いです。

 結びになりますが、ご伝達が遅れましたことにつきまして、誠に申し訳ございませんでした。お待ちいただき、また、ご心配いただきましたこと、心より感謝申し上げます。

構成●THE DIGEST編集部

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