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MLB

「シーズンの短縮を」「とにかく試合が多すぎる」故障欠場が多いレンドーンの発言にエ軍メディア怒り「冗談でも面白くない」と一刀両断

THE DIGEST編集部

2024.01.22

直近3年の出場数は全試合の1/3にも満たないレンドーン。高額契約をしている分、地元ファンやメディアからの批判が絶えない。(C)Getty Images

直近3年の出場数は全試合の1/3にも満たないレンドーン。高額契約をしている分、地元ファンやメディアからの批判が絶えない。(C)Getty Images

 まさかの発言に怒り心頭だ。ロサンゼルス・エンジェルスのアンソニー・レンドーンが口にした言葉に、チーム専門メディア『Halo Hangout』が非難の声を挙げた。「レンドーンの言葉は、いかに野球を愛していないのかを証明している」。

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 米ポッドキャスト番組『Jack Vita Show』に出演したレンドーンは、「MLBで何かを変えられるとしたら、何を変えたい?」と聞かれ、「シーズンを短縮したいね。とにかく試合が多すぎる。185日で162試合なんてダメだ。シーズンの短縮が必要だ」と返答した。

 この発言に『Halo Hangout』は怒りが爆発。「レンドーンは、発言の前に笑いながら『気楽な答えだ』と前置きしているが、彼の意見は明確だった。冗談でも笑えない。エンジェルスのファンにとっては面白くない発言だ。“本気の発言ではなかった”と信じる理由はない」と、ばっさり切り捨てた。

 レンドーンは2019年のオフに、エンジェルスと7年総額2億4500万ドル(当時約266億円)で契約。主砲としての活躍が期待された。1年目の20年は60試合の短縮シーズンで52試合に出場したものの、しかし、通常シーズンに戻った21年から23年にかけては、58試合、47試合、43試合と故障で稼働率が激減。“不良債権”とも“MLB史上最も残念な契約”とも呼ばれるようになった。
 
「休日がほとんどなく、毎日のようにプレーするのは選手にとってかなりの負担になっているのは理解できる。ただ、エンジェルスでの4シーズンで一度も60試合以上プレーしていないのに短縮したいだって? 全試合に出場している選手ならともかく、試合に出ていないレンドーンがシーズンの長さに文句をつけるべきではない」

 毎年のように故障を繰り返すレンドーンとエンジェルスの契約は、あと3年も残っている。今シーズンからエンジェルスの新指揮官に就任したロン・ワシントン監督は、レンドーンの復活を願っているが、はたしてレンドーンはその期待に応えられるのか。

構成●THE DIGEST編集部

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