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侍ジャパン

第2戦の円陣声出しに緊張!? オリックス・紅林弘太郎が「このチームで戦えるのは最後なので、えっと…」に“ニヤニヤ”止まらず

湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)

2024.03.07

第2戦の声出しを担当した背番号24の紅林(一番左)をチームメイトは笑顔で見守った。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

第2戦の声出しを担当した背番号24の紅林(一番左)をチームメイトは笑顔で見守った。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 短い期間ながら、チームの一体感が垣間見えた。

 井端弘和監督が率いる侍ジャパンは3月7日、「カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2024」で欧州代表との強化試合、第2戦を京セラドーム大阪で行なっている。

 前日のホーム用とは違い、ビジター用であるネイビー色のユニホームで戦っている日本代表。この日の円陣声出しはパ・リーグ3連覇を収めたオリックスの若きスラッガー・紅林弘太郎が務めた。

 6日の試合で2安打1打点と活躍した紅林は金子誠ヘッドコーチから「べに」と直々に声出しに指名されると、円陣の後ろの方に控えていた22歳は苦笑い。緊張した表情を浮かべるもすぐに輪の中心へ。「今日、このチームで戦えるのは最後なので、えっと…」と少し声が詰まり、チームメイトはニヤニヤ。「みんなで元気出して頑張りましょー! さあ、行こう!」と勢いよく叫ぶと、4番を担う村上宗隆も「締まった!」と笑顔で答えた。
 
 22歳の若武者は2回表、無死二塁でチャンスが回ってきたが2球目の直球に詰まり、二ゴロに倒れるもランナーを進塁させ、その後の先制点につなげた。

 なお、試合は5回裏まで終わり、侍ジャパンが1点をリード。井端弘和監督は、3回に先発の役割を全うした金丸夢斗(関大)から、愛知工業大の中村優斗にスイッチ。期待の大学生リレーが実現した。

取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)

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