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MLB

「メンタルの強さを十分に理解した!」大谷翔平、違法賭博疑惑“完全シロ”に関係者安堵!水原一平氏『窃盗』を認める方針

THE DIGEST編集部

2024.04.11

大谷(左)の元通訳・水原氏(右)が窃盗の容疑を認めたようだ。(C)AP/AFLO

大谷(左)の元通訳・水原氏(右)が窃盗の容疑を認めたようだ。(C)AP/AFLO

 大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)の元通訳・水原一平氏が“窃盗”を認める方針であることが、現地4月10日に米紙『New York Times』の取材で判明した。

 先月20日、かねてより大谷をサポートしてきた水原氏が違法賭博に関与した疑いで、チームを電撃解雇。違法賭博の借金返済のために大谷の口座から数百万ドルを盗んだ疑惑を持たれていた。

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 その後、FBI(米連邦当局)による捜査の結果、水原氏は窃盗の容疑を認めたようだ。大谷の事情聴取もすでに行なわれており、水原氏は銀行口座の設定を変更し、本人に送金がバレないようにしていた証拠も見つかったとした。

 これまで大谷は会見を開き“潔白”を主張してきたが、「自分の口座から450万ドル(約6億8000万円)以上もの大金が違法ブックメーカーに送金されていることを気づかないはずはない。何らかの形でこの一件に携わっているのではないか」と、一部の人からは疑いの目で見られていた。
 
 身の潔白を証明した大谷に安堵する関係者は多い。地元メディア『Dodgers Nation』のダグ・マケイン記者は、「イッペイ・ミズハラ氏はかつて『オオタニとは“兄弟”のような関係』と言っていた。彼は数百万ドルを盗んだだけでなく、信頼性も破壊しようとした。まさに曲者だった」と振り返った。

 そして「我々はオオタニのメンタルの強さを十分に理解したと思う。彼の唯一の関心事は野球だけだ」と改めてスターの偉大さを周知した。

 また米専門メディア『Just Baseball』のアラム・レイトン記者も、「連邦当局がMLB広報を気にしているように多くのこれを見てイッペイはスケープゴートだと言う人はいるだろう」と心配を口にするも、「変な話だけど、一件落着し、野球に戻って来られることを嬉しく思う」と今後に期待を寄せた。

 今季15試合に出場し、3本塁打、8打点、打率.333、OPS1.012を記録する背番号17。野球に集中する環境が整ったことで、さらなるパワーを見せてくれるに違いない。

構成●THE DIGEST編集部

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