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MLB

“ポストシーズンに弱い?”ドジャースの2つの懸念点を地元紙が考察!「トレードデッドラインまでに対処しないと...」

THE DIGEST編集部

2024.06.05

ポストシーズンでも活躍が期待される山本。(C)Getty Images

ポストシーズンでも活躍が期待される山本。(C)Getty Images

 ロサンゼルスの地元紙『Los Angeles Times』は6月3日、「ドジャースは再び勝っているが、10月にも勝つと誰が確信しているだろう」とのコラムを同紙サイトで配信し、ドジャースがポストシーズンを見据えた時にどのような問題が生まれるかを紹介した。

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 38勝24敗でナ・リーグ西地区2位サンディエゴ・パドレスに7ゲーム差で首位、リーグでも2位の高順位につけており、大谷翔平をはじめ、山本由伸、テオスカー・ヘルナンデスなどを迎える大型補強に違わぬ結果を残しているドジャース。

 しかしドジャースは昨季、100勝の大台に乗せて地区首位でポストシーズンに臨んだものの、地区シリーズでアリゾナ・ダイヤモンドバックスにまさかのスウィープ負け。同紙コラムニストのディラン・エルナンデス氏は、ドジャースにはポストシーズンを制する上での懸念があるとして、先発ピッチャーと下位打線の2つをピックアップした。

 同氏は、昨年一番の課題だった先発ローテーションはタイラー・グラスノーが1番手、2番手以降にギャビン・ストーン、山本由伸、ウォーカー・ビューラーらが並ぶとしている。しかしストーンは最も一貫性がある一方で経験が浅く、山本も上々の滑り出しを見せているがデーブ・ロバーツ監督は山本が日本で週1回の登板だったことを考慮し、中5日未満の登板はさせない意向を示している。

 そして、エルナンデス氏は打撃に関しても言及し、「厄介なのはラインナップの下位であり、ドジャースはベッツ、フリーマン、大谷翔平、ウィル・スミスのビッグ4に依存している」とし、「ロッキーズとの最終戦に入る時、ドジャースの6番、7番、8番、9番の平均打率は.204でメジャーで4番目に悪い数字だった」と続けた。コラム内では各選手の打率が、クリス・テイラー.108、エンリケ・へルナンデス.198、ギャビン・ラックス.209、と紹介された。

 また同氏は、ニューヨーク・ヤンキースと並んで、チャンピオンシップのみが成功の条件と言われているドジャースは、トレードデッドラインまでにこれらの問題に対処しなくてはいけないと今後のチームに対する私見を綴っている。

構成●THE DIGEST編集部

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