日本人左腕が52年ぶりの快挙に貢献した。
シカゴ・カブスの今永昇太が現地9月4日、本拠地でのピッツバーグ・パイレーツ戦に先発登板。7回95球を投げて無安打7奪三振、無失点に抑える快投で今季12勝目(3敗)を挙げ、防御率は3点を切る2.99とした。
今永は初回、1アウトから三塁のアイザック・パレデスが悪送球で失策して出塁を許したものの、次打者を併殺に打ち取りピンチの芽を摘む。3回から5回までは相手打線を三者凡退に抑えると、6回はまたも2失策で2死一、二塁とピンチを招いたが、ここは4番オニール・クルーズを三振に仕留め、味方のミスをカバーした。
日本人ルーキーは7回も三者凡退に打ち取り、ノーノーに大きな期待が寄せられたが、球数が95球に達したこともあり、今永はこの回を投げ終えて降板。本拠地ファンからはブーイングも上がるほど、完璧なピッチングだった。
カブスは8回以降、リリーフ陣が無安打無失点に抑えて12対0で大勝。3投手の継投によるノーヒットノーランを達成し、球場は熱狂の渦に包まれた。
MLB公式サイト『MLB.com』によると、カブスのノーヒットノーランは球団史上18度目。本拠地リグリー・フィールドに限れば、1972年9月2日のサンディエゴ・パドレス戦でミルト・パパスが達成して以来だった。
記事を配信したジョーダン・バスティアン氏は「ショウタ・イマナガは水曜日の夜、カブスの歴史に残る素晴らしいルーキー・キャンペーンを継続した。この左腕がパイレーツ打線を7回ノーヒットに打ち取った後、シカゴのブルペン陣も素晴らしい仕事を終えた」と綴り、ノーヒットノーランの流れを作った日本人左腕のパフォーマンスを絶賛した。
同記者は「イマナガはカブスの歴史的快挙への道のりで、いくつかのピンチを切り抜けた」と紹介。味方が3つの失策を犯しながらも、ダブルプレーや空振り三振に仕留めて気合いを込めた場面に触れ、「チームの潜在的なダメージを回避した。この左腕はクールに危機をしのいだ」と称賛した。
前回登板のワシントン・ナショナルズ戦では6回3失点でゲームをつくり、11勝目をマークした今永。この日の快投で自身3連勝を飾り、チームはリーグ中地区2位をキープするとともに、ワイルドカード争いでは4.5ゲーム差と食らい付いている。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】鈴木誠也が選んだ「歴代最強日本代表」が“限りなく完璧”と話題! 熟考の末に導き出したセンター名手に「知らない選手が聞けて最高!」と米メディアも感銘
シカゴ・カブスの今永昇太が現地9月4日、本拠地でのピッツバーグ・パイレーツ戦に先発登板。7回95球を投げて無安打7奪三振、無失点に抑える快投で今季12勝目(3敗)を挙げ、防御率は3点を切る2.99とした。
今永は初回、1アウトから三塁のアイザック・パレデスが悪送球で失策して出塁を許したものの、次打者を併殺に打ち取りピンチの芽を摘む。3回から5回までは相手打線を三者凡退に抑えると、6回はまたも2失策で2死一、二塁とピンチを招いたが、ここは4番オニール・クルーズを三振に仕留め、味方のミスをカバーした。
日本人ルーキーは7回も三者凡退に打ち取り、ノーノーに大きな期待が寄せられたが、球数が95球に達したこともあり、今永はこの回を投げ終えて降板。本拠地ファンからはブーイングも上がるほど、完璧なピッチングだった。
カブスは8回以降、リリーフ陣が無安打無失点に抑えて12対0で大勝。3投手の継投によるノーヒットノーランを達成し、球場は熱狂の渦に包まれた。
MLB公式サイト『MLB.com』によると、カブスのノーヒットノーランは球団史上18度目。本拠地リグリー・フィールドに限れば、1972年9月2日のサンディエゴ・パドレス戦でミルト・パパスが達成して以来だった。
記事を配信したジョーダン・バスティアン氏は「ショウタ・イマナガは水曜日の夜、カブスの歴史に残る素晴らしいルーキー・キャンペーンを継続した。この左腕がパイレーツ打線を7回ノーヒットに打ち取った後、シカゴのブルペン陣も素晴らしい仕事を終えた」と綴り、ノーヒットノーランの流れを作った日本人左腕のパフォーマンスを絶賛した。
同記者は「イマナガはカブスの歴史的快挙への道のりで、いくつかのピンチを切り抜けた」と紹介。味方が3つの失策を犯しながらも、ダブルプレーや空振り三振に仕留めて気合いを込めた場面に触れ、「チームの潜在的なダメージを回避した。この左腕はクールに危機をしのいだ」と称賛した。
前回登板のワシントン・ナショナルズ戦では6回3失点でゲームをつくり、11勝目をマークした今永。この日の快投で自身3連勝を飾り、チームはリーグ中地区2位をキープするとともに、ワイルドカード争いでは4.5ゲーム差と食らい付いている。
構成●THE DIGEST編集部
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