球団史上8度目の世界一を目指すロサンゼルス・ドジャースは、現地時間10月5日のナ・リーグ地区シリーズ第1戦がポストシーズンの初戦となる。今シーズンは、春先より故障者が続出し、ラインナップのやりくりに手を焼いてきたドジャースだが、現在も主力選手の負傷が懸念材料となっている。
レギュラーシーズンの最終盤にフレディ・フリーマンが右足首を、ミゲル・ロハスが左内転筋を痛め、戦列を離れた。プレーオフの初戦が目前に迫る中、米国内ではシーズンを通して打撃、守備でチームを支えた両選手の現状や今後の出場の見込みなども伝えられている。
米メディア『Bolavip US』では現地時間10月1日、フリーマンとロハスについて、「両選手はディビジョンシリーズの開幕に間に合うよう、懸命に準備を進めているところだ」と近況を報じた。
さらに、「ともに、今シーズンのドジャースのラインナップに欠かせない存在であり、攻守両面で貢献してきた。彼らが欠場となった場合、チームにとって大きな痛手となるだろう」と見通している。
同メディアは、両選手の出場が困難となった場合での、各ポジションの“代役”についても見解を示しており、「フリーマンに代わる一塁手として、マックス・マンシーが選択肢に入るかもしれない」と主張する。続けて、「マンシーは今シーズン、主に三塁を守っているが、デーブ・ロバーツ監督は必要であればマンシーに一塁を任せる用意があることを示唆している。その場合、キケ・ヘルナンデスが三塁を引き継ぐ可能性もある」と説明した。
また、ロハスの定位置となっていた遊撃のポジションでは、「トミー・エドマンが有力な選択肢となるだろう。エドマンは今シーズン18回ショートを守り、そのポジションでの実力を示している」と予想する。
その一方で、今回のトピックにはロバーツ監督による、フリーマン、ロハスへのコメントが紹介されている。現地のインタビューにおいて指揮官は、「このふたりがラインナップに入らない理由は見当たらない」「これは短期間の問題だと考えている」と述べており、大一番の出場に向けてポジティブな言葉が並んだ。
「MVPトリオ」のひとりとして勝負強さを発揮したフリーマン、堅実な守備でチームを支えたロハス。現在もコンディションの回復が待たれるふたりだが、いずれも世界一を目指すチームに欠くことのできない存在であるのは間違いない。
構成●THE DIGEST編集部
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さらに、「ともに、今シーズンのドジャースのラインナップに欠かせない存在であり、攻守両面で貢献してきた。彼らが欠場となった場合、チームにとって大きな痛手となるだろう」と見通している。
同メディアは、両選手の出場が困難となった場合での、各ポジションの“代役”についても見解を示しており、「フリーマンに代わる一塁手として、マックス・マンシーが選択肢に入るかもしれない」と主張する。続けて、「マンシーは今シーズン、主に三塁を守っているが、デーブ・ロバーツ監督は必要であればマンシーに一塁を任せる用意があることを示唆している。その場合、キケ・ヘルナンデスが三塁を引き継ぐ可能性もある」と説明した。
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「MVPトリオ」のひとりとして勝負強さを発揮したフリーマン、堅実な守備でチームを支えたロハス。現在もコンディションの回復が待たれるふたりだが、いずれも世界一を目指すチームに欠くことのできない存在であるのは間違いない。
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