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ダルビッシュ有は「今回も見事だった」パドレス監督が“24イニング連続無得点での終戦”に落胆「たくさんの感情が渦巻いている」

THE DIGEST編集部

2024.10.12

好投を披露したパドレス先発のダルビッシュ有。(C)Getty Images

好投を披露したパドレス先発のダルビッシュ有。(C)Getty Images

 指揮官は落胆の色を隠せない。

 現地10月11日、サンディエゴ・パドレスは、敵地ドジャー・スタジアムで行なわれたロサンゼルス・ドジャースとの地区シリーズ第5戦に0対2と惜敗。先発のダルビッシュ有が7回途中3安打2失点と力投するも、打線がわずか2安打と沈黙し、これで対戦成績が2勝3敗に。2年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出とはならなかった。
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 地元ラジオ局『97.3 The Fan』の公式Xは、試合後の会見に応じたマイク・シルト監督の会見映像を公開。その中で指揮官は、「総括が難しい。たくさんの感情が渦巻いている。最終的な結果への落胆が大きい」と話し始め、「クラブ全体に深い尊敬と賞賛の念しかない。初日から全ての人が全力を注いでいた」と感謝を述べている。
 
 第3戦の3回から24イニング連続無得点で終戦した打線に関しては、「どれほど衝撃的な結末か?」と問われ、「“衝撃的”という言葉が適切だと思う」と答えたシルト監督。「脱帽だ。ドジャースを祝福する。ハードな戦いで、シリーズの中でさまざまなことが起こった」と続け、同地区に所属する宿敵との戦いを振り返っていた。

 またこの日、第5戦の先発マウンドに上がり、山本由伸と息詰まる投手戦を演じたダルビッシュには、シルト監督も賛辞を惜しまない。打線の援護がなく敗戦投手となっているが、「今回も見事だと思う」と粘投を称え、「相手のバランスを崩しながらも、いくつかのスイングにやられた。それ以外は、本当にいい内容だ」と評している。

 なお、パドレスとの激闘を制したドジャースは、ニューヨーク・メッツが待つリーグ優勝決定シリーズに進出。地区シリーズを突破するのは、2021年以来3年ぶりだ。

構成●THE DIGEST編集部

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