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歴史は繰り返すのか…2勝0敗は全く安心できない!ド軍専門メディアが過去の逆転劇に注目  T・ヘルナンデスは負傷者続出の今季を振り返り“不屈の精神”を強調

THE DIGEST編集部

2024.10.28

WS第2戦を勝利したドジャース。(C)Getty Images

WS第2戦を勝利したドジャース。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースは、ワールドシリーズでニューヨーク・ヤンキースに2勝0敗とリードしてブロンクスに移動するが、ファンはまだ楽観視すべきではないとするデータがある。過去に同カードのワールドシリーズで、2勝0敗とリードしたチームがシリーズを落としたという歴史があるからだ。

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 地元メディア『DODGERS NATION』は、1978年のワールドシリーズでドジャースは、最初の2試合をドジャー・スタジアムで制し、2勝0敗と優位に立ちながら、最終的にはヤンキースに敗れたと報じている。また、1981年のヤンキースも同様、ドジャースに2勝0敗と快調なスタートを切りながら、シリーズを逆転され、ドジャースに敗れた。
 
 2勝0敗という有利な状況にもかかわらず、ドジャースは歴史の重圧を感じているかもしれない。しかし同メディアは、今シーズンはチームが数々の怪我に見舞われながらも、逆境を乗り越えてきたとし、テオスカー・ヘルナンデスが「チームは多くの怪我に苦しんできた。最初は先発投手、次にムーキー・ベッツ、そしてフレディ・フリーマン。今回の場合は、大谷が怪我をしていなければ良いが、私たちはこれまでやってきたことを続けるだけだ」と、チームの不屈の精神を強調したことを紹介している。

 2勝0敗と素晴らしいスタートを切ったドジャース。しかし、過去のデータが示すように、短期決戦では何が起こるかわからない。はたして、勝利の女神はどちらに微笑むのか。

構成●THE DIGEST編集部
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