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侍ジャパン

侍ジャパンに襲い掛かる台北ドーム4万人の尋常じゃない“声量”。完全アウェーの雰囲気→日本の先制点に台湾ファン大ブーイング【プレミア12】

THE DIGEST編集部

2024.11.16

桑原(右)のヘッドスライディングで日本が先制した。写真:田中研治(THE DIGEST写真部)

桑原(右)のヘッドスライディングで日本が先制した。写真:田中研治(THE DIGEST写真部)

 威圧感を与える脅威的な声量だ。

 現地11月16日、野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」のグループB・第3戦が台湾の台北ドームで行なわれており、2連勝同士の侍ジャパンと台湾が対戦。初回から地元ファンの声量が日本に大きなプレッシャーを与えている。

 まさに完全アウェーだ。チケットは完売で超満員の4万人に膨れ上がった。見渡す限りスタンドは台湾のファンで埋め尽くされ、日本の応援団は右翼スタンド最上段の一角のみ。残りはすべて台湾の国旗やメガホン、バルーンを持ち地鳴りのような声援を台湾の選手に送っている。

 日本は初回、相手の失策と四球などで1死一、三塁と早くも好機を作ると、4番・森下翔太の打球は浅い右飛だったが、三塁ランナーの桑原将志は迷わずホームに突っ込む。際どいタイミングだったが、桑原の果敢なヘッドスライディングで日本が先制点を挙げる。しかし、この判定にスタンドの台湾ファンは総立ちで猛抗議。大ブーイングを日本や主審に浴びせた。
 
 その裏、日本の先発・才木浩人は簡単に2アウトを奪ったが、3番のチェン・ジェシェンがシングルヒットを放つと割れんばかりの大歓声が上がり、右腕に大きなプレッシャーをかけたが、才木は次打者を落ち着いて打ち取りゼロに抑えた。

 試合は日本が1点リード。3回表、日本の攻撃中だ。​​​​

構成●THE DIGEST編集部

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