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CY賞左腕のドジャース加入に「失望した」 LADに「行きたがっていた」コービン・バーンズに有名記者が同情。移籍先候補は皮肉にも“スネルの穴埋め”

THE DIGEST編集部

2024.12.06

ドジャースへの移籍を希望していたというバーンズ。(C)Getty Images

ドジャースへの移籍を希望していたというバーンズ。(C)Getty Images

 MLBロサンゼルス・ドジャースは現地11月30日に先発左腕ブレイク・スネル(サンフランシスコ・ジャイアンツからFA)を5年1億8200万ドル(約274億円)で獲得したと正式に発表した。ワールドシリーズを制覇したチームにサイ・ヤング賞投手が加入したことに他球団ファンから「不公平だ」といった不満の声が出た中で、ある選手も別の理由でこの契約に不満を抱いていたという。

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 その選手とはボルティモア・オリオールズからFAとなっているコービン・バーンズ。ミルウォーキー・ブルワーズ時代の2021年にナ・リーグのサイ・ヤング賞を受賞した右腕は今季新天地で15勝9敗、防御率2.92、投球回194.1を記録。ニューヨークの地元紙『New York Post』のジョン・ヘイマン記者はオリオールズと同地区のライバルであるトロント・ブルージェイズやボストン・レッドソックス、ニューヨーク・ヤンキースが獲得に動いているとしつつ、総額7年2億1000万ドル(約316億円)の契約になると予想している。

 米大手紙『USA TODAY』のボブ・ナイチンゲール記者によると、カリフォルニア州出身のバーンズはドジャースへ「行きたがっていた」といい、スネルの契約締結に「失望した」という。同記者は「コービン・バーンズにとって、スネルがドジャースにいるのを見るのはおそらく辛いだろう。ドジャー・スタジアムで投げたいと思わない人はいない。そしてもちろん、毎年ワールドシリーズの優勝候補だからね」と同情した。

 一方で耐久性に定評のあるバーンズを求めるチームは先述の通り少なくない。『MLB.com』のマーク・ファインサンド記者はドジャースと同地区のジャイアンツがバーンズの獲得に関心を示していると報じており、皮肉にもスネルの穴埋めとしての役割を求められるだろうと伝えている。

構成●THE DIGEST編集部

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