ロサンゼルス・ドジャースは、今オフに多くのフリーエージェント（FA）選手に興味を示しているが、セントルイス・カーディナルズのオールスター三塁手、ノーラン・アレナードがKendrick Lamarの曲「dodger blue」とともにインスタグラムに一連の写真を投稿したことで、獲得に動いているとの噂が過熱した。

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　ドジャースにはすでに、長年チームの中心選手として活躍してきたマックス・マンシーがサードのポジションを担っている。アレナードの加入は、マンシーのポジションを脅かすものと見られるが、マンシー本人はこの噂について冷静な反応を示している。現地11日、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』がこの件について、改めて報じている。
  　マンシーは、ポッドキャスト番組『Foul Territory』に出演した際、「私がチームにいられる限り、誰が来ても構わない」と述べ、「アンドリュー・フリードマン編成本部長とブランドン・ゴメスGMは、私のそのスタンスを非常によく知っていると思う。私は『いや、このポジションはやりたくない、あのポジションはやりたくない、この打順では打たない』とは言ったことは一度もない。出場させてくれるなら、彼らが望む場所でプレーする。それがドジャーブルーを着て、あのスタジアムでプレーすることを意味する限り。アレナードのような選手がチームに加われば、チームのレベルアップに繋がることは間違いないし、それが魅力的かわかる。私にとっては、それは問題ではない。ただそこにいて、チームの勝利に貢献したいだけだ」と語り、チームへの忠誠心の強さを示している。

『Dodgers Nation』は「アレナードがドジャースに移籍する可能性は低い」と予測する一方で、「少なくとも、ラインナップに居場所がある限りマンシーが気にしていないと知れるのはドジャースにとって良いことだ」と指摘。はたして、来季の三塁に収まるのはどの選手となるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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