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タイガース前田健太、がけっぷちのシーズンへ「最大の失望のひとり」地元記者が奮起期待「フロントはベテラン投手を諦めていない」

THE DIGEST編集部

2025.01.06

タイガースとの2年契約の2年目を迎える前田。(C)Getty Images

タイガースとの2年契約の2年目を迎える前田。(C)Getty Images

 デトロイト・タイガースの前田健太が正念場に立たされている。

 昨オフに2年契約でタイガースに加入した前田は、先発ローテーションの一角として2024年の開幕を迎えたが、17度の先発で2勝6敗、防御率7.42と数字を整えられずオールスター後にブルペンに転向。リリーフとして防御率3.86と持ち直してシーズンを終えている。

 そんな前田にタイガース専門メディア『Detroit Jock City』が発破をかけた。

「24年にサイ・ヤング賞を受賞したタリク・スクーバルの後ろに本物の第2投手がいないチームにとって、ほかの先発投手の頑張りが必要だった。マエダはブルペンに回って調子を上げたが、1年目は大苦戦したと言っていい。しかし、フロントオフィスはマエダを諦めるつもりはなく、先発ローテーションで活躍する姿を見たいと考えている。スコット・ハリス編成総責任者はマエダについて、“先発のポジションを得るチャンスは十分にある”と語っている」

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 24年のタイガースはプレーオフに出場し、ワイルドカード・シリーズでヒューストン・アストロズに勝利と大きなサプライズを提供。続く地区シリーズでクリーブランド・ガーディアンズに敗れたものの、躍進のシーズンを過ごした。

 しかし、前田はワイルドカード・シリーズ、地区シリーズともに登録メンバー外。2年契約の2年目を迎える前田は、期する思いを持ってメジャー9年目に挑む。前田には同メディアも期待を寄せる。

「マエダは先発投手としてふさわしい結果を出せれば、来年以降、デトロイトか他球団と新たな契約を結べるかもしれない。その絶好のチャンスをマエダは手にしている」

構成●THE DIGEST編集部

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