「ロサンゼルス・エンジェルスは内野の補強を必要としている。選択肢が少ないなか、計140発のFAが内野問題の解決策になるかもしれない」
エンジェルス専門メディア『Halo Hangout』がこう記したように、今オフのエンジェルスは内野の補強が急務と言われている。これまでグレイバー・トーレス(ヤンキース→タイガース)、キム・ハソン(パドレス→レイズ)、ホルヘ・ポランコ(マリナーズと再契約)といったFA選手との契約が噂されたものの、いまだ即戦力を確保できていない。
エンジェルスは今オフに、ケビン・ニューマン、スコット・キンガリー、ライアン・ノダと契約。さらに2019年に首位打者に輝いた31歳のティム・アンダーソン(前マーリンズ)、31歳のJD・デイビス(前オリオールズ傘下)をマイナー契約で獲得し、春季キャンプに招待選手として招集する予定だ。それでも、同メディアはFA市場での選手の獲得を球団に呼び掛けている。
「アレックス・ブレグマンのようなトップクラスの選手は予算からかけ離れているし、“お買い得”の層でさえ人材が薄くなり始めている。それでも先発レベルの選手として今でも獲得できるのが、遊撃のポール・デヨングだ」
今オフにカンザスシティ・ロイヤルズからFAとなったデヨングは、いまだ所属先が決まっていない。打率.233、30本塁打、78打点、OPS.762、守備では守備率.989という好成績でオールスターに選ばれた19年(カーディナルス在籍時)には、ゴールドグラブ賞に初めてノミネート。ただ、故障もあってブルージェイズ、ジャイアンツ、ホワイトソックスと転々とするシーズンが続いていた。
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「19年には30本塁打を放ち、MLB計140発。新型コロナウイルスの影響で短縮された20年シーズンを除けば、メジャー7年のうち4年で19本以上の本塁打を記録している。あらゆる面で平均以下のブレンダン・ロジャース(ロッキーズからFA)よりも、パワーのあるデヨングのほうがいい選択肢だ。エンジェルスは強打者を必要としている」
ホワイトソックスとロイヤルズでプレーした24年は、計139試合に出場して、打率.277、出塁率.276、長打率.427、24本塁打、打点56。同メディアは、「パワーと汎用性、何より安い価格(24年の年俸は175万ドル=約2.7億円)を考えると、ほかの選択肢がまったくないチームにとって契約する価値がある」と、デヨングとの契約をエンジェルスに求めた。
構成●THE DIGEST編集部
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エンジェルス専門メディア『Halo Hangout』がこう記したように、今オフのエンジェルスは内野の補強が急務と言われている。これまでグレイバー・トーレス(ヤンキース→タイガース)、キム・ハソン(パドレス→レイズ)、ホルヘ・ポランコ(マリナーズと再契約)といったFA選手との契約が噂されたものの、いまだ即戦力を確保できていない。
エンジェルスは今オフに、ケビン・ニューマン、スコット・キンガリー、ライアン・ノダと契約。さらに2019年に首位打者に輝いた31歳のティム・アンダーソン(前マーリンズ)、31歳のJD・デイビス(前オリオールズ傘下)をマイナー契約で獲得し、春季キャンプに招待選手として招集する予定だ。それでも、同メディアはFA市場での選手の獲得を球団に呼び掛けている。
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今オフにカンザスシティ・ロイヤルズからFAとなったデヨングは、いまだ所属先が決まっていない。打率.233、30本塁打、78打点、OPS.762、守備では守備率.989という好成績でオールスターに選ばれた19年(カーディナルス在籍時)には、ゴールドグラブ賞に初めてノミネート。ただ、故障もあってブルージェイズ、ジャイアンツ、ホワイトソックスと転々とするシーズンが続いていた。
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ホワイトソックスとロイヤルズでプレーした24年は、計139試合に出場して、打率.277、出塁率.276、長打率.427、24本塁打、打点56。同メディアは、「パワーと汎用性、何より安い価格(24年の年俸は175万ドル=約2.7億円)を考えると、ほかの選択肢がまったくないチームにとって契約する価値がある」と、デヨングとの契約をエンジェルスに求めた。
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