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MLB

「あぁ、またか。もうやめてくれ」トラウトの負傷交代に地元メディア悲痛「ちょうど1年前のきょう、左膝半月板断裂でシーズン全休に」

THE DIGEST編集部

2025.05.01

現地4月30日のマリナーズ戦で左膝に痛みを感じ、途中交代したトラウト。(C)Getty Images

現地4月30日のマリナーズ戦で左膝に痛みを感じ、途中交代したトラウト。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスのマイク・トラウトが、左膝を痛めてベンチに退いた。現地4月30日のシアトル・マリナーズ戦に「3番・右翼」で出場したトラウトは、初回の第1打席で左前打。3回の第2打席で二ゴロを放ち、全力で一塁ベースを駆け抜けた際に、左膝を痛めてしまい、第3打席で代打が送られた。

 トラウトの突然の交代に地元メディアは騒然。エンジェルス専門メディア『Halo Hangout』は、「トラウトが謎の交代で、ファンはパニックに陥る。あぁ、またか。もうやめてくれ」と悲痛の声を挙げた。

「トラウトは今シーズンの全29試合に先発出場しているが、きょうの試合での交代は、ファンにとってあまりにも馴染み深い感情、つまり不安をもたらすだろう。全力疾走で一塁ベースに飛び込み、その後はゆっくりと慎重に歩き始めた。そして次の打席で代打が送られた」
 
 近年のトラウトは毎年のように故障欠場を繰り返している。2021年にふくらはぎの肉離れ、22年は背中の負傷と胸郭炎、23年は左有鉤骨を骨折。24年には左膝半月板を痛めた。しかも、「ちょうど1年前のきょう(2024年4月30日)、トラウトが左膝半月板断裂で15日間の負傷者リスト入りして以降は全休した。そして25年4月30日に負傷交代」という状況だ。

【動画】一塁を駆け抜けたトラウトが左膝を痛めたシーン
 
「野球ファンのなかで、エンジェルスのファンほど苦しみと痛み、苦悩を味わっている人はいない。“今年こそ”とトラウトのシーズンを期待していたのに、それを奪われてしまう経験は、ほかに類を見ない。直近15試合で12敗とチームが完全に失速するなか、スーパースターの負傷はファンの寿命を縮めてしまう」

 カリフォルニア地元紙『Orange County Register』によると試合後にロン・ワシントン監督は、「トラウトが左膝に痛みを感じたため、予防措置としてベンチに下げた」と発表。トラウト本人は、「怪我をした時は変な感じがしたけど、今は治療を受けて少しよくなった気がする。ちょっとした瘢痕組織が破れたか、少し詰まっただけだったらいいんだけど」と説明し、膝の回復次第で翌5月1日の試合への出場を希望しているという。膝の痛みが悪化せず、トラウトが元気にプレーする姿をファンは望んでいる。

構成●THE DIGEST編集部

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