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大苦戦していたマンシー、29戦目で待望の1号ソロ「少し感情的に…」ダグアウトでベッツらと熱い抱擁「大きな意味があった」

THE DIGEST編集部

2025.05.01

29試合目で今シーズン初アーチを放ったマンシー。(C)Getty Images

29試合目で今シーズン初アーチを放ったマンシー。(C)Getty Images

 ベテランが復活の号砲だ。

 現地4月30日、本拠地マイアミ・マーリンズ戦に「6番・三塁」で先発出場したロサンゼルス・ドジャースのマックス・マンシーは、開幕から29戦目で待望の1号先制ソロを放つなど、4打数2安打1打点、2得点、1四球と躍動。この日は、チームも2試合連続の二桁得点を挙げ、12対7で今季2度目の5連勝をマークしている。

 試合が動いたのは、2回2死走者なしの場面だ。ここでマンシーは、マーリンズの先発右腕カル・クアントリルと対峙すると、カウント2-1から投じられた外角低めのシンカーを強振。打球速度107.7マイル(約173.3キロ)、飛距離433フィート(約132.0メートル)を計測する先制アーチがバックスクリーン右に突き刺さり、力強いガッツポーズとともにダイヤモンドを一周した。

 以降も7回先頭の第4打席で右翼へ三塁打をマークするなど、4月最後の一戦で躍動したマンシー。試合後、米カリフォルニア州地元放送局『SportsNet LA』が囲み取材の映像を公開しており、その中で34歳のベテランは、「(精神的に)楽ではなかった。自身にとっても、家族にとっても」と不振の約1か月間を振り返っている。

【動画】マンシーに待望の一発! ダグアウトでベッツらと熱い抱擁
 
 重圧が大きいドジャースでのプレーも「簡単でない」と話すマンシーは、「それと同時に特権でもあり、プレッシャーの中で戦うのは名誉なことだ」とコメント。ダグアウトで受けたムーキー・ベッツら同僚からの祝福に関しては、「大きな意味があった。まだ少し感情的なくらいだ。クラブハウスの結束が本当に固い。みんなが近くで互いを気にかけている」とチームの雰囲気を語っていた。

 今季29試合の成績は、打率.194、1本塁打、5打点。まだ打率1割台のマンシーだが、これが不振脱出のきっかけとなるだろうかーー。

構成●THE DIGEST編集部

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