現地５月１日、鈴木誠也（シカゴ・カブス）は、ピッツバーグ・パイレーツ戦に「３番・指名打者」で出場。５回の第３打席に２戦ぶりとなる８号ソロ、さらに７回には９号２ランを放ち、２打席連続アーチでチームの勝利に貢献した。

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　まず２対２の同点とした５回２死無塁の場面だ。ボールカウント３-０から鈴木は、昨シーズンの新人王に輝いたポール・スキーンズの高めに浮いた92.2マイル（約148.3キロ）のスプリットを左翼スタンドへ運び、これが勝ち越しホームランになった。

　背番号27の勢いは止まらない。７回２死一塁の場面で回ってきた第４打席でカイル・ニコラスのスライダーを鋭く捉えた鈴木の打球はぐんぐん伸び、またもレフトの頭上を越えたのだ。
  　圧巻の２発にファンは大盛り上がり。SNSでは「誠也エグすぎ」「日本人史上最強右打者」「覚醒のシーズン！」「バケモン」「もう大谷翔平超えてるよ！」「バリ打つやん」「マジで助っ人外国人じゃん笑」など、歓喜に沸いた。

　今季はここまで28試合に出場し、９本塁打（リーグ２位タイ）、28打点（リーグ２位タイ）を記録するメジャー４年目のスラッガー。打率.295、長打率.625（リーグ２位）、OPS.990（リーグ４位）と好スタッツをマークするだけに、さらなる活躍を期待する声も大きい。

構成●THE DIGEST編集部

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