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「どれほど馬鹿げた話か...」ヤ軍ジャッジは“過去100年間”で最高の右打者? 米名物記者が驚愕「過去1世紀で3シーズン以上・wRC+207を記録した右打者はたった一人」

THE DIGEST編集部

2025.05.07

今シーズンも絶好調のヤンキース外野手ジャッジ。(C) Getty Images

今シーズンも絶好調のヤンキース外野手ジャッジ。(C) Getty Images

 ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が5月6日(日本時間7日)、本拠地でのサンディエゴ・パドレス戦に3番・右翼でスタメン出場。4回の第2打席に両リーグトップタイとなる今季12号ホームランを放った。
【動画】ヤ軍ジャッジの12号本塁打

 ジャッジは、2点を追う1死走者なし、4回の第2打席にパドレスの先発右腕マイケル・キングと対決。7球目の直球を捉え、ライトスタンドへと運び、12号ソロ本塁打を記録した。

 33歳のヤンキース主砲は、今季36試合に出場し、打率.412、12本塁打、34打点、34得点、23四球、OPS1.275の成績をマーク。今シーズンも止まらぬ快進撃に米メディア「The Athletic」の名物記者ジェイソン・スターク氏は以下のように綴り、驚きを示した。

「アーロン・ジャッジは過去100年間で最高の右打者でしょうか? 驚くべき数字を掘り起こしてみたら…まさにそうでした!」
 
 続けて同記者は、前述のスタッツを紹介。「wRC+207 ―3シーズン以上もリーグ平均を107%上回るペースで得点を重ねるなんて、どれほど馬鹿げた話か...」と記述し、「右打者で450試合以上連続でwRC+200の大台を突破した選手は、ホーンスビー(1920年代の史上最高の二塁手)以来、一人もいなかった」と記し、ジャッジを称えた。

 さらに同記者は「しかし、3シーズン以上で平均207を記録するとはどういうことか? FanGraphs(米データサイト)によると、過去1世紀でwRC+207を記録した右打者はたった一人。アーロン・ジャッジ(昨シーズンwRC+218)だけだ」と書き記し、メジャーリーグの歴史上で最も「wRC+」の数値が高いことを伝えた。

 昨年に引き続き、2025年の開幕から驚異的なペースで活躍を続けるジャッジ。今シーズンはどんな記録を残すのか、今後のパフォーマンスも楽しみだ。

構成●THE DIGEST編集部

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