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敵地で異例の「MVPコール」…大谷翔平の9回劇的3ランにLA記者から賛辞相次ぐ「マジかよ」「こんなにオーラある選手は見たことない!」

THE DIGEST編集部

2025.05.10

大谷は9回に勝ち越しとなる劇的3ランアーチを放った。(C) Getty Images

大谷は9回に勝ち越しとなる劇的3ランアーチを放った。(C) Getty Images

 現地5月9日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平がアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に1番・指名打者で先発出場し、同点で迎えた9回に12号勝ち越し3ランを放ち、劇的な逆転勝利に大きく貢献した。今季3度目となる2戦連発に敵地から異例の「MVPコール」が巻き起こった。
【動画】大谷翔平、打った瞬間にバンザイ!勝ち越しの確信アーチ(別角度あり)

 ドジャースは3点ビハインドで迎えた9回、下位打線が相手守護神のケビン・ギンケルを攻め立て、ついに同点に追いついた。なおも1死一、二塁と好機で打席には大谷。ダイヤモンドバックスはたまらず右腕のライアン・トンプソンを投入して火消しにかかるが、凄まじい集中力を発揮した大谷はカウント1-2からの4球目スプリットを豪快に振り抜くと、一発を確信した大谷は両手を広げてバンザイした。

 右翼席にかっ飛ばした大谷の打球は速度113マイル(約181.8キロ)、飛距離426フィート(約129.8メートル)を計測。土壇場で試合をひっくり返した大谷のホームランに球場は狂喜乱舞だった。
 
 劇的アーチに現地記者も仰天だ。ロサンゼルスに拠点を置くラジオ番組『ESPN LA』に出演するドジャース番記者のブレイク・ハリス氏はホームランを見届けると、「ショウヘイ、マジかよ」と予想もつかない展開に衝撃を受け、自身のXを次々に更新。「バットフリップを見て感動したよ」「こんなにオーラのある選手は見たことがない!」と、大谷への賛辞を惜しまなかった。

 同じくドジャース専門メディア『Dodger Nation』のノア・カムラス氏は「ショウヘイ・オオタニは避けられない」「驚異的なスイング。驚異的なバットフリップ。そして、驚異的なセレブレーション」と言葉を続けた。

 大谷はこの試合、3安打1本塁打4打点の大活躍でリーグ本塁打王争いでカイル・シュワーバー(フィラデルフィア・フィリーズ)に並び、ついにトップに浮上。背番号17の打棒が、いよいよ止まらなくなってきた。

構成●THE DIGEST編集部

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