MLBの有望な若手をランク付けしている米野球専門誌『Baseball America』のトッププロスペクト・ランキングで、ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希が1位から2位に後退した。
現地5月11日にドジャース専門メディア『Dodgers Way』が報じた記事によると、「ドジャースと契約した当初から佐々木を1位にランク付けしていたBA誌は、5月7日にランキングを更新。ボストン・レッドソックスの外野手ローマン・アンソニーを1位に上げ、佐々木を2位にひっそり降格させた」という。
佐々木はメジャー8試合に登板して1勝1敗、防御率4.72。投球回数は計34.1イニングで1登板平均4.3回となっている。『Dodgers Way』は、「佐々木が期待されたほどの圧倒的な活躍を見せていないのは事実だ。まだ無失点登板はなく、制球力も未熟」としながらも、「ドジャースが佐々木を“未完成品”と位置付けて、育成に注力していると何度も説明しているように、いまはMLBのレベルに慣れようとしている段階だ」とフォローした。
続けて、「今後、佐々木の成長が期待できないと考える理由はない」とさらなる進化を求めた一方、「世論は“過大評価”の領域に傾きつつあるようだ。あっさり2位に降格したのは、MLB公式に掲載された記事で匿名のMLB幹部が、“佐々木は現時点での今シーズン最大の失望選手”と評した意見が反映されたからだ」と伝えている。
【動画】佐々木朗希の記念すべきメジャー初勝利ゲーム
また、1位に上がったアンソニーは、「レッドソックスのビッグ3(ほか2人はマーセロ・マイヤー、クリスチャン・キャンベル)のひとりとして、つねに球界で最も有望な野手と目されている。3Aでは31試合で打率.301、OPS.913と期待通りの活躍を見せており、ボストンのファンはメジャー挑戦を心待ちにしている」と評した。
中6日ではなく、初の中5日で臨んだアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦(現地5月9日)で佐々木は、5回途中61球、被安打5、被本塁打2、2四球、1死球、5失点で降板。3回までに8点の援護をもらったものの、初回に2本の本塁打を打たれたほか、3四死球と安定しなかった。次の登板は現地5月15日のアスレティックス戦の予定だ。2戦連続の中5日ながら、周囲の評価を覆す好投を期待したい。
構成●THE DIGEST編集部
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【記事】佐々木朗希に何が? 三振ゼロの理由を指揮官、本人、米メディアが分析
現地5月11日にドジャース専門メディア『Dodgers Way』が報じた記事によると、「ドジャースと契約した当初から佐々木を1位にランク付けしていたBA誌は、5月7日にランキングを更新。ボストン・レッドソックスの外野手ローマン・アンソニーを1位に上げ、佐々木を2位にひっそり降格させた」という。
佐々木はメジャー8試合に登板して1勝1敗、防御率4.72。投球回数は計34.1イニングで1登板平均4.3回となっている。『Dodgers Way』は、「佐々木が期待されたほどの圧倒的な活躍を見せていないのは事実だ。まだ無失点登板はなく、制球力も未熟」としながらも、「ドジャースが佐々木を“未完成品”と位置付けて、育成に注力していると何度も説明しているように、いまはMLBのレベルに慣れようとしている段階だ」とフォローした。
続けて、「今後、佐々木の成長が期待できないと考える理由はない」とさらなる進化を求めた一方、「世論は“過大評価”の領域に傾きつつあるようだ。あっさり2位に降格したのは、MLB公式に掲載された記事で匿名のMLB幹部が、“佐々木は現時点での今シーズン最大の失望選手”と評した意見が反映されたからだ」と伝えている。
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また、1位に上がったアンソニーは、「レッドソックスのビッグ3(ほか2人はマーセロ・マイヤー、クリスチャン・キャンベル)のひとりとして、つねに球界で最も有望な野手と目されている。3Aでは31試合で打率.301、OPS.913と期待通りの活躍を見せており、ボストンのファンはメジャー挑戦を心待ちにしている」と評した。
中6日ではなく、初の中5日で臨んだアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦(現地5月9日)で佐々木は、5回途中61球、被安打5、被本塁打2、2四球、1死球、5失点で降板。3回までに8点の援護をもらったものの、初回に2本の本塁打を打たれたほか、3四死球と安定しなかった。次の登板は現地5月15日のアスレティックス戦の予定だ。2戦連続の中5日ながら、周囲の評価を覆す好投を期待したい。
構成●THE DIGEST編集部
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