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ドジャース、730億円規模の大型契約でカブス大物外野手を補強?「獲得できれば確実な解決策になる」調子が上がらないコンフォートと入れ替えか

THE DIGEST編集部

2025.05.12

カブスからFAになるタッカーに、ドジャースが関心を示しているという。(C)Getty Images

カブスからFAになるタッカーに、ドジャースが関心を示しているという。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースがFA大物外野手の獲得に乗り出すようだ。米紙『USA Today』のボブ・ナイチンゲール記者が現地5月11日に報じた。

「ドジャースはこの冬、FAになるシカゴ・カブスの外野手カイル・タッカーの争奪戦に参入する計画だ。最高入札者ではないかもしれないが、フアン・ソトの争奪戦のときのように正直に交渉するだろう」

 ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』はナイチンゲール記者の報道に反応し、「ドジャースはメジャー屈指の選手層を誇るが、外野に関しては層が薄い。オフにタッカーを獲得できれば、確実な解決策になる」と期待した。

 ドジャースの外野は、1年契約で新加入したマイケル・コンフォートが期待外れ。38試合の出場で打率.153、2本塁打、6打点、OPS.537と調子が上がっていない。一方のタッカーはカブス1年目ながら不動の2番打者として打率.269、10本塁打、32打点、OPS.910と活躍している。22年にゴールドグラブ賞、23年には打点王に輝いた大物外野手だ。

 米誌『Sports Illustrated』もナイチンゲール記者の記事を使って、「ドジャースがスター外野手との大型契約に関心。5億ドル(約730億円)規模の契約になるとみられており、ドジャースは巨額の出費を恐れていない」と報じた。

【動画】ドジャース戦で特大アーチを放ったタッカー
 
 ただ、同誌は昨オフに巻き起こったソトと同じようなスタンスを取ると予見。「ドジャースのタッカーへの関心は、FAのプロセスを通じて面談しながらも、入札合戦に最後まで参加しなかったソトに対する関心に似ているかもしれない」と記している。

 不振のコンフォートに代わり、タッカーが加入すれば戦力は向上するのは間違いない。「1年契約のコンフォートが退団すれば外野手は不足するため、タッカー獲得を目指すのは理にかなっている」。同誌もドジャースのタッカーへの関心を前向きに受け止めた。

 ナイチンゲール記者は4月13日に、「ドジャースがシカゴ・ホワイトソックスと外野手ルイス・ロバートJr.のトレードを協議したが、現在は交渉が棚上げされている」と報じており、ドジャースが外野の補強を検討しているのはほぼ確実。今後、ドジャースはどのような動きをみせるのか。

構成●THE DIGEST編集部

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