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「最悪だ」ド軍先発の27歳右腕が5回途中5失点で降板。米記者辛辣「キャリアハイの8奪三振も、2本塁打の痛手は払拭できない」

THE DIGEST編集部

2025.05.14

アスレティックス戦に先発したドジャースのランドン・ナック。(C)Getty Images

アスレティックス戦に先発したドジャースのランドン・ナック。(C)Getty Images

 現地5月13日(日本時間14日)、ロサンゼルス・ドジャースの右腕ランドン・ナック投手(27)は、本拠地でのアスレティックス戦に先発登板し、4.2回(94球)を投げて、7被安打、2被本塁打、8奪三振、1四球、5失点(自責5)、防御率5.40の内容で降板。チームは1ー11という大差で敗北を喫した。
【動画】ドジャース先発右腕が被弾した瞬間...「失点の責任は彼にある」

 ナックは初回にアスレティックス1番ジェイコブ・ウィルソンと対峙。5球目の直球を捉えられ右安打を浴びるも、次打者のタイラー・ソダーストロム、3番ブレント・ルーカー、4番シェイ・ランゲリアーズを連続で空振り三振に仕留めた。

 しかし、3回の1死二塁の場面で1番ウィルソンにレフトスタンドへ2ラン本塁打を打たれると、5回の1死一塁の場面でも、ウィルソンに2打席連続の2ランホームランを浴び、降板した。

 米メディア『Dodger Insider』は公式Xを更新。右腕ナックの登板について、以下のように綴り、指摘した。

「ランドン・ナックの夜は終わった。一塁ランナーの責任は彼にあった」
 
 その他にも米メディア『L.A. Times Sports』のレポーターを務めるベンジャミン・ロイヤー氏は「キャリアハイの8奪三振も、ウィルソンの2本塁打の痛手は払拭できない」、ドジャース専門ポッドキャスト番組「The Incline」のケビン・クライン氏は「ナックは最悪だ」、全米野球記者協会メンバーのカイル・グレイザー記者は「一塁走者の責任は依然として彼にある」などと、それぞれ自身のXで報じた。

 一方この日、ナックはキャリアハイの8奪三振をマーク。この内容にドジャースの地元メディア『Dodger Blue』の番組に出演するジェフ・シュピーゲル氏は「空振り率に勇気づけられた」と反応を示し、続けて、次のように称賛した。

「全体的には励みになる夜だったと言えるだろう。空振り率32%で8奪三振は、空振りとは無縁の男(2024年の空振り率は29パーセンタイル)としては非常に力強いものだった」

 同日、ドジャースの佐々木朗希が右肩痛のためIL入りするなど、日に日に投手陣の状況が悪化。不足する先発陣をどのように埋めていくのか、今後の戦いにも注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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