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怪我の懸念が現実に…佐々木朗希の故障離脱に米メディア失望「思い描いていたメジャーでのスタートとは明らかに違う」

THE DIGEST編集部

2025.05.14

右肩インピンジメント症候群で負傷者リスト入りした佐々木。(C)Getty Images

右肩インピンジメント症候群で負傷者リスト入りした佐々木。(C)Getty Images

 現地5月13日、ロサンゼルス・ドジャースが佐々木朗希の負傷者リスト(IL)入りを発表した。「右肩インピンジメント症候群」と診断された佐々木は、キャリア初となる中5日で現地5月9日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に登板した後、球団に痛みを訴えていた。

 佐々木の故障離脱に米メディアも即反応した。『Yahoo Sports』のジャック・ベア記者は、「佐々木のルーキーイヤーは計画通りに進んでおらず、ドジャースは一時停止のボタンを押した。防御率4.72、FIP6.17、WHIP1.485と、そのほか多くの成績が振るわないなかでの離脱となった」と失望。「大々的に宣伝されてMLBに移籍した際、多くの人が予想したよりもはるかに悪い成績だ」と続けた。

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 さらにベア記者は、「佐々木はスティーブン・ストラスバーグやポール・スキーンズと同じように、記憶に残る中で最も期待された有望株のひとりとしてMLB入りした。しかし、NPBで多くの実績を残した山本由伸のように完成された選手ではない。この点が、ますます明らかになっている。佐々木が失敗作だと言っているわけではない。まだ23歳でメジャーに適応し始めたばかりだ。IL入りは故障への対応と同時に、マイナー降格を回避するための調整期間かもしれない。それでも、理想的とは言えない状況だ」と記した。

 移籍専門メディア『MLB Trade Rumors』も、「佐々木が思い描いていたメジャーでのスタートとは明らかに違う」と失望感を表わした。「ネックだったのは怪我の履歴だった。NPBでの最多投球回数は130イニングに届かず、2024年は肩の疲労に悩まされて18回の先発で111イニングの登板にとどまった」と怪我の懸念があったと強調。「ドジャースは復帰を明らかにしていない」と復帰時期は不透明だと報じている。

構成●THE DIGEST編集部

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